『田園調布本店』に行った気になっていたのだが、
記録を確認するとどうやら思い違いのよう。
ならばと予定のついでに
近場の標題店まで足を延ばしてみることにする。
改札を出て左手に。
【公園通り商店街】へのとば口を右に曲がれば
直ぐに線路脇に店が見えて来る。
11:25の着で
既に店内ではお客さんが
一心不乱に麺を啜っている。
公称11:30~開店も
早めに入れているのね。
店内は厨房を囲むL字型九席のカウンター。
先客は七。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。
券売機は入り口左手。
食したのは、
小ラーメン豚入り。
値段は750円。
その奥に在る給水機でコップに水を入れ
空いている席に座り高台にプラチケを置く。
と、ものの2分で「トッピングは?」との声掛け。
全く油断しており、咄嗟に「野菜マシで」と
反応する。
そこからものの十秒で供された一杯。
見計らいで茹でているのだろうが
それにしても超速だ。
野菜は綺麗に盛られている。
モヤシ主体もキャベツもそこそこの量は嬉しい。
しゃき感がかなり残る茹で加減。
先ずはスープを蓮華で掬い回し掛け、
上からわしわしと八割ほどを平らげる。
そこで麺を引っ張り出すのだが、
思いの外、太くて重くて、あまり綺麗に天地返しは決まらず。
麺は太、捻じれ。
濃い黄金色。
表面は滑らかも、箸でぐわしと持ち上げ
はむっと頬張れば、ごわごわさがあり
ぐみっとした歯応えの後に、もっちりした食感。
麦の香りと旨味が、じゅわっと滲み出す。
美味しいなぁ。
量は200g強。
スープは非乳化の豚醤油。
濃い紫色。
出汁よりも、醤油のきりきりきりとした鹹さが強く響く。
麺を食べ終えてからは、蓮華で一掬いを飲むにとどめる。
これ以上飲んだら、塩分摂取し過ぎでしょ。
豚は子供の掌大、1.5㎝厚が四個。
赤身主体でしょっぱい味が存分に沁みている。
赤身の部分でも、歯を立てれば
ほろりと解れる具合の煮込み加減。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
食べ終えるのに7分ほど。
直近でコンスタントに{G系}を食べているが、
非乳化の方が好みかも。