RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

手打 親鶏中華そば 綾川@恵比寿 2021年2月13日(土)

【東口】から大小七本の道が入り組む交差点に出る。

標題店が在る路地の入り口には、こんな看板が。

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昨年末のオープン以来、あっと言う間に人気店になったと聞いており、
並びがあまりに凄かったら代替候補も視野に入れ、
10:55の店頭着に待ちは僅かに六人。

すげ~ラッキーなんですけど。
これなら開店と同時に中に入れるし。

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定刻通りに暖簾が出され、密にならぬよう
順次食券を購入。

その後も来客は途切れることなく、
常に外待ちが発生する状態。


店内は厨房に向いたストレート五席のカウンター、
一人卓が四つ。
でもこの一人卓は、向かいに補助椅子を入れ、
二人でも向かえる仕様。


券売機は入り口右手。

食したのは、
親鶏中華そば+チャーシュー。
値段は820+120で940円。

食券を渡すと先ずは麺種の確認。
中太麺と極太麺からは後者を、
チャーシューは親もも4枚/肩ロース2枚なので
前者を夫々選択。

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蘊蓄や説明書きを見ながら待つこと12分、
白い丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。

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うわ!黄金色の油の厚みが凄い!!


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チャーシューは手前に並んでいるのが追加分かな。
腿肉と言うから、以前に{山形そば}で食べたごりごりしたタイプを想定していたら、
滋味はたっぷりあるのに軟らかめ。
繊維や筋も全然気にならない。


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奥に置かれているのはデフォ分か。
短冊大の豚肉と、やはり鶏腿。

豚ロースも美味しい。

 

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鶏皮も添えられており、くにくにした食感。


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メンマは濃い色付き。
軟らかく、さくと歯が通る。

その上にはカイワレが一束。


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麺は極太縮れ。近来稀に見る太さ。

幅は不揃い。なので表面は滑らかも
噛み応えはもちもちの部分、むちむちの部分、
粉っぽい部分とあり、でもそれがまた楽しい。

量は150g強はあるかしら。


スープは鶏醤油。
目立つ油は、レードルで一杯がたっぷりと注がれている。

「ちーゆ」などと生易しいものではなく、
まさに「とりあぶら」。

でもこれが全くぎとぎとしてなくて、
抑え目の醤油、日向の味がするスープとマッチし
美味しい美味しい。

ほぼほぼ完飲してしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


チャーシューを足すよりも
大盛り+150円にした方が満足度は高かったか。

に、しても、成長した鶏から採ったスープって、
ホント深みのあるものなんだなぁ。