【東口】から大小七本の道が入り組む交差点に出る。
標題店が在る路地の入り口には、こんな看板が。
昨年末のオープン以来、あっと言う間に人気店になったと聞いており、
並びがあまりに凄かったら代替候補も視野に入れ、
10:55の店頭着に待ちは僅かに六人。
すげ~ラッキーなんですけど。
これなら開店と同時に中に入れるし。
定刻通りに暖簾が出され、密にならぬよう
順次食券を購入。
その後も来客は途切れることなく、
常に外待ちが発生する状態。
店内は厨房に向いたストレート五席のカウンター、
一人卓が四つ。
でもこの一人卓は、向かいに補助椅子を入れ、
二人でも向かえる仕様。
券売機は入り口右手。
食したのは、
親鶏中華そば+チャーシュー。
値段は820+120で940円。
食券を渡すと先ずは麺種の確認。
中太麺と極太麺からは後者を、
チャーシューは親もも4枚/肩ロース2枚なので
前者を夫々選択。
蘊蓄や説明書きを見ながら待つこと12分、
白い丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。
うわ!黄金色の油の厚みが凄い!!
チャーシューは手前に並んでいるのが追加分かな。
腿肉と言うから、以前に{山形そば}で食べたごりごりしたタイプを想定していたら、
滋味はたっぷりあるのに軟らかめ。
繊維や筋も全然気にならない。
奥に置かれているのはデフォ分か。
短冊大の豚肉と、やはり鶏腿。
豚ロースも美味しい。
鶏皮も添えられており、くにくにした食感。
メンマは濃い色付き。
軟らかく、さくと歯が通る。
その上にはカイワレが一束。
麺は極太縮れ。近来稀に見る太さ。
幅は不揃い。なので表面は滑らかも
噛み応えはもちもちの部分、むちむちの部分、
粉っぽい部分とあり、でもそれがまた楽しい。
量は150g強はあるかしら。
スープは鶏醤油。
目立つ油は、レードルで一杯がたっぷりと注がれている。
「ちーゆ」などと生易しいものではなく、
まさに「とりあぶら」。
でもこれが全くぎとぎとしてなくて、
抑え目の醤油、日向の味がするスープとマッチし
美味しい美味しい。
ほぼほぼ完飲してしまう。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
チャーシューを足すよりも
大盛り+150円にした方が満足度は高かったか。
に、しても、成長した鶏から採ったスープって、
ホント深みのあるものなんだなぁ。