【蔵前橋通り】沿い、【オリナス】の裏手。
店内は厨房に向いた八席と衝立に向いた四席のカウンター、
二人掛けのテーブルが七卓、四人掛けが四卓と
かなりの広さ。
11:25の入店で先客はゼロ。その後、
食べ終わって出るまでの来客は一。
券売機は入り口右手。
食したのは、
特製醤油らぁ麺+替玉。
値段は1,000+100で1,100円。
食券を渡す時に
「これで大盛りできますか?」と聞くと
ムリとの返答。
仕方ない、頃合いを見てコールするかと考えたが
これは甘かった。
3分ほどの待ちで
その替玉も一緒に供される。
なんて斬新なオペレーション!。
無頓着とゆ~か、大陸的とゆ~か。
平日ランチタイムの無料時ならアリかもしれぬが、
ちゃんとお金を払っているのだから首を傾げてしまう。
もっとも、その替玉。
量もきっちりあるし、鶏と豚も一切れづつ入っているのは良心的。
で、肝心のラーメン。
こちらも具材が多い。
白髪葱と青葱も多め。
メンマは穂先が大中二本。
しゃくしゃくの歯触り。
チャーシューは鶏と豚が各二枚。
このような形状で供される鶏は珍しいのでは。
大人の掌大。ややパサ気味も、ハーブの良い香り。
豚は大人の手の大きさの低温調理のロース肉。
かぷっと口に入れれば、食べ出がある。
玉子の表面は軽く色付き、
半分に割れば黄身はとろりと流れ出す。
濃厚で美味しいので、もう少し硬いと良いかも。
麺は細、ストレート。
表面はやや粗で芯は白濁。
さくさくと歯が通り、
すっとした喉越し。
量は100g強。
スープは鶏ベースの醤油。
滴々と散っている油の香りも良い。
醤油味は棘無く軟らか。
鶏の旨味も優しく広がる。
なかなかに美味しいが、
惜しむらくは温い。
自分でもすいしと飲めてしまう、
葱を追い掛けながら七割ほどを飲む。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
初っ端のオペレーションに驚愕はしたものの、
出された一杯は極めて真っ当。
量も中身もここ暫くでは稀有なコスパの良さ。