一時期、出店しては閉店を繰り返していたけど
ここに来て漸く路線が安定して来たのかしら。
二年前の『御茶ノ水店』以降、ここに来て次々の開店。
標題店は二ヶ月半前のオープン。
場所は【新橋】の外れ、【新虎通り】近く。
店内は厨房を囲むL字型六席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三卓。
12:20の入店で先客は十三。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。
券売機は店の外。
食したのは(前回同様)、
つゆなし野菜。
値段は800円。
食券を渡してから11分待って
受け皿の上に乗った一杯が供される。
写真通りのビジュアルではるものの、
チャーシューはかなりチープ。
そしてこの前の時とはちょっと見た目も違うかも。
天面にはたっぷりの背脂。
これ自体にあまり味はない。
横から見ると野菜は綺麗に盛り上がっている。
キャベツもそこそこ入りかなりしゃき感の残る茹で加減。
チャーシューはトランプ大、薄めのバラ肉が四枚。
撹拌しているうちに解れてしまう。
先ずは背脂を頼りに野菜をわしわしと食べ始める。
熱々なのでふ~ふ~してもなかなか冷めず
あうやく口の中を火傷しそうに。
で、食べども食べども麺に辿り着かず
(たぶん)七割方ほどを食べたところで箸を差し入れ麺を引き上げる。
麺は中、ストレート。表面滑らかでつるつる。
軟らかめの茹で加減、芯まできっちり火が通り
もちもちした噛み応え。
格闘感には欠け同時に麦を喰らっている満足度も低め。
そして、量が少ないなぁ、200gないんじゃ?
野菜の方が相対量が多いくらい。
味付けは醤油、背脂、出汁も全体的に薄め。
野菜の水分で薄まってしまったのかも。
麺を食べ終わてそこそこ汁は残っているのに
がっと来る旨味の強さは無し。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
場所柄だろうか、《半炒飯》が付いたランチセットを
オーダーしている人がやたら多かった。