RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

新潟発祥 なおじ@御茶ノ水 2017年9月28日(木)

今月頭にたまたま前を通った日が
開店日。
店の前には花も置かれ賑々しかった。

場所は【丸善】の向かい。

何の事前情報も無く唐突だったものだから
驚くと共に、思わず「お帰り」と(心の中で)声を出す。
考えてみればこの時以来だものねぇ。

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中はまるっきりここの居抜き。

ただ一階は立ち食いスペースで
ここで食べる人にはサービスがある様子。

二階は壁に向いたカウンターに、夫々、一人・一人・二人が向かえ、
二人掛けのテーブルが三卓、四人掛けが一卓。

11:00の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの(二階の)来客は一。


券売機は入り口右手。

食したのは、
つゆなし野菜大盛り。
値段は880円。

店頭の看板には「ニンニクたっぷり」と書かれているが
ナシも可能と聞いていたので、食券を渡す時に「抜きで」とお願いする。


6分ほどで、受け皿が付いた大き目の丼がカウンター上に置かれる。

同時に(『二郎』で言うところの)カラメボトルも
「お好みで」と添えられる。


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+100円だけあって、野菜はいい具合に盛り上がっている。
『二郎』の「マシ」くらいはありそう。

九分九厘モヤシでキャベツはちょっぴり。
シャキ感がかなり残り、そのまま食べるには
口の中で嵩張ってしまう。


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野菜の上にはトランプ大薄目のバラ肉が二枚と、
僅かに生姜の味が染みたほぐし。


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バラ肉は多分銘柄豚なんだろうけど
これだけ薄いと撹拌している間に解れてしまう。

値段の割にはチープかも。


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野菜を五~六口食べると
肉から染み出した味もしなくなるので
カラメを振り掛ける。
普段はしないんだけどね。


更に五~六口食べ進んでから天地を返す。

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熱々の麺が現われ、湯気がもうと上がる。

中、厚みある平、ストレート、僅かに捻じれ。

饂飩のような外見。
つるりんとし、もっちりした噛み心地。

口いっぱいに頬張れば、麦の旨味で満たされる。

量は300g強もあるだろうか。


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タレは脂と醤油も、鹹すぎず
甘すぎず、しつこくも無く中庸。

飽きずに最後まで食べられるが、
写真の量は残してしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


さほどの量は無かったけど
食べ終わるまでに9分ほど掛かってしまう。


それにしても、この類の一杯を食べる度に
『二郎』の偉大さに思い至る。

もっとも、待ちの時間を金額換算すると
とんでもないことになるけどね。