RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 昇輝@目黒 2022年7月18日(月)

『一寸星』の跡地に、一年半ほど前にオープンした{G系}のお店。

場所は【権之助坂】の三叉路になっているあたりで。
隣の うなぎ屋さんは変わらずも、
この場所は数年タームで入れ替わっている印象。


軒先には「三河屋」と「村上朝日」の麺箱が置かれており、
メニューによって使い分けているのかな、と思う。


店内は厨房に向いた六席と
壁に向いたストレート三席のカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓。

11:10の入店で先客は二。
その後、食べ終わって出るまでの来客は四。


券売機は入り口左手。

食したのは、
小汁なし豚2枚(麺240g)。
値段は850円。


コールは食券を渡すタイミングで。

券売機の上に「汁なしの冷やしできます」と書かれていたので、
これ幸いとお願いする。
野菜の増しは不可の様なので、脂の増しを、
併せて辛ニラとニンニクは不要の旨を伝える。

「冷たい麺に脂は合いません」と返されたが、
元々、麺と混ぜる気持ちはさらさらなく、そこはムリに押し切ってしまう。


13分ほどの待ちで供された一杯。

野菜は思いの外、盛り上がっている。
茶色い脂もイイ感じに掛かっている。
葱とフライドオニオンのたっぷりトッピングが嬉しい。


野菜は100%モヤシ。
ほの温かくしゃき感の残る茹で加減。

たっぷり脂を混ぜ、わしわしと食べ進める。
軽い鹹さと甘さと、大蒜の香りが食欲をブースト、
八割方を食べてしまう。
とは言え、元々それほどの量ではないのだが。


麺は中、縮れ、表面は滑らか。
冷やしとは書かれているけど、ほの温かい。
野菜も併せて、脂増し用に調整してくれたのかな。
だとしたら嬉しいが。

かなりごわごわの食感で芯には微かに粉っぽさ。
麦の味が滲み出す。

量は確かに250g弱。


味付けはかなり薄めで、
出汁感も醤油感もあまりなし。

水切りが緩かったのか。
それとも元々こうしたチューンなのか。

一方で、旨味は強いが(笑)

食べ終わった後で、かなり汁が残ったので、
おそらく前者かな。

食べる罪悪感はないものの、ワイルドさには欠ける。


豚は子供の掌大、2㎝厚のバラ巻が二枚。
醤油がたっぷり沁み込んで、かなりしょっぱい。

脂も適度に落ち、少しぱさ気味も、
箸や歯はすっと通る。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


食べ終わるのに7分ほど。

野菜と脂は美味しかったので、
非乳化タイプであれば、汁モノはそこそこイケるんじゃないか。