【靖国通り】から【新宿区役所】脇の道に入り
200mほど行った先の左手。
奥まった場所に在るので
店先の看板が目に入らないと
見逃してしまうかも。
店内は厨房を囲むコの字型十六席のカウンター。
11:55の入店で先客は九。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。
券売機は入り口正面。
食したのは、「限定」の表示がある
鶏二郎ラーメン。
値段は800円。
直前に複数の客がわっと入って来たようで
女性二人で回している店内は余裕の無い状態。
「暫らくお待ちください」との声が掛かり
3分ほど待って漸く「お待たせしました」と食券徴収。
野菜マシマシ、ニンニク抜きでお願いする。
14分ほど待って
小さめの丼に入った一杯が供される。
野菜は良い感じに盛り上がっている。
丼の縁からはみ出したモヤシは本家インスパイアか(笑)。
野菜の上にはたっぷり背脂。
しゃき感の残るモヤシを主体にキャベツもそこそこ。
しかしこのキャベツ、芯の部分が多く、オマケにかなり生に近い。
そのまま食べようにも全く歯が立たず、一旦スープに沈めることにする。
それでも脂を頼りに、蓮華でスープを廻し掛け、
モヤシを半分ほど食べてから天地を返す。
麺は中、厚みある平、捻じれ。表面は滑らかな濃い麦色。
ずるっと啜れ、もっちりとした噛み応え。
量は表示通り200gほど。
軟らかめの茹で加減で格闘感や醍醐味には欠ける。
スープは鶏醤油。
色見も合わせてそれほど濃さはない。
醤油の鹹さも控えめで、一方で脂の甘みやコクも薄め。
ある意味優しく、すいっと頂ける。
ま、それでも大部分は残してしまうのだが。
チャーシューの代わりに単一乾電池大の唐揚げが二個。
衣はかりさく、中の身には大蒜醤油味が軽く沁みている。
そのままでもスープに漬しても美味しい。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
固めの野菜に手こずり、
食べ終わるのに9分ほど掛かってしまった。
量自体はたいしたことなかったんだがなぁ。