飲食店が多数展開する【亀戸横丁】内の一軒。
過日に突入を試みた時は、入り口が判らずにギブアップ。
でも今日は先に入る人に続いて自分も。
落ち着いて見れば貼り紙もきちんとあるのね。
歳を取ると、視野が狭くなってしまう好例だな。
繁盛店と聞いていたので少し早めに家を出るも
電車の乗り継ぎが悪く、店への着は11:15。
その時点で十一人の並び。
店内は厨房に向いたストレート七席のカウンターに
二人掛けのテーブルが一卓。
もうちょっと早ければ、ファーストロットだったのにな。
券売機は待ち列の先頭目印の三角コーンの脇。
定刻の3分遅れで開店の声掛けがあり
ぞろぞろと食券を購入。
座れなかった後客は通路左側に列を形成する。
食したのは
味玉中華蕎麦+和え玉。
値段は950+200で1,150円。
中途、店員さんが来て食券徴収と人数確認。
11:55には着席。
その後3分ほどで、白い丼に入った一杯が供される。
う~ん、煮干しの好い香りだ。
チャーシューは鶏と豚、何れも低温調理。
鶏の方は短冊大でしっとり。ハーブの香りが好ましい。
豚は大人の掌大、薄めのロース肉。こちらも独特の味付け。
スライスした紫玉葱、微塵切りの生玉葱、
それに分葱。
海苔は短冊大が一枚。香りが良い。
トッピングの玉子の表面は濃い色付き。
味は中まで染みて黄身の茹で加減も上々。
麺は細、ストレート。エッヂが立ち表面粗目でぱつんとしている。
スープを適度に絡めすするっと啜れ、さくりとした噛み応え。
喉越しも良い感じ。
量は100gほどか。
スープは中華蕎麦の語感よりもかなり煮干しに振れている。
それでも極濃ではないので、香りほどえぐみや苦みはなく
程よい塩梅。
元々の量が少ないこともあり、さらっと完飲。
頃合いを見て 和え玉 を 鶏油 で発注。
刻み生玉葱と拍子木状に切られたチャーシューが添えられ
胡椒もふられている。
ぐりんぐりんと撹拌し、はむっと口に入れると
なんじゃ!こりゃ~!!
玉子の味がする!!!
鶏油の威力だろうがそれにしても初めての味わい。
麺は更に硬めに茹で上がり、ごわりとした口当たり。
つけ麺 風も試すが、これはやはりそのままの方が美味い。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
特に 和え玉 はここ暫くで食べた中では一番の逸品。
これだけで一つのメニューにしてくれないかな。