RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺也 時しらず(2)@大井町 2021年10月7日(木)

今日の都内は随分と涼しい。
こんな時こそ、汁モノの宿題を果たさねば。

標題店は二ヶ月振り。

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おや、営業時間が11:00~になっている。


11:30の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客も一。


券売機は入り口左手。

食したのは、
山椒香る煮干しそば 二度麺付き。
値段は1,150円。

出て来る食券は一枚。
二度麺は頃合いを見て声掛け。


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「こだわり」を読みながら待つこと4分で
蛸唐草の丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。


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煮干しと山椒がふわりと香る。


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チャーシューはトランプ大のバラ肉が一枚、
大人の手の大きさのロース肉が一枚。

共に低温調理も、前者は薄めで軟らか、
後者は厚みありハムの様な食感。


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メンマは太い拍子木状。
にもかかわらず、すいと歯が通る。


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玉子の表面には軽い色付き。
茹で加減といい、黄身の濃さといい、
味付けといい絶妙。


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麺は細、ストレート。
ぱつんとし、さくりと噛み切れる。

喉越し良し。スープも良く拾う。

量は150g弱ほど。


スープは煮干し醤油で少々の濁り。
香りほどには山椒も煮干しも強くはなく
やんわりと旨味と軽い痺れが舌に広がる。

微塵の生玉葱も入り
しゃくしゃくとした食感。


「二度麺」とは面白いネーミングだが、
まぁ「和え玉」だよね。

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乱角のチャーシューは冷めた香り。

カエシ、油、山椒、魚粉、青葱、微塵の生玉葱も入り、
ぐりんぐりんと撹拌する。

麺は汁モノと同じか。
味付けはやや尖りあり。

最初はそのまま、次いでつけ麺風に、
最後はスープを注いで食べれば、
山椒の味が輻輳して、これがなかなかの美味しさ。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


合わせ技の評価で。

この店の具材はホントよくできている。