RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺処 晴@入谷 2019年4月6日(土)

最寄り駅は【入谷】のようだけど交通費の節約とカロリー消費を兼ねて
鶯谷】から徒歩で。

【南口】に出て左手の陸橋を下り【言問い通り】に出たら右折し
スカイツリー】を前に見ながら直進、
昭和通り】との交差点で右側を見れば歩道橋のたもとに並びが数名。

押っ取り刀で足を速める。

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10:50の着で先客は七。
どうやら最初から座れる位置のよう。

定刻通りに暖簾が出され、ぞろぞろと入店
入り口右手の券売機で食券を購入、席に着いたのが11:05。

この時点で最早、煮干しの善い香りがふわふわと漂っている。


店内は厨房を囲むL字型八席のカウンター。

その後は続々の来客で、店内には背後霊、更には
外の列もずんずんと伸びる。


食したのは、
味玉そば+和え玉。
値段は880+200で1,080円。

食券を置いてから7分ほどで
白い丼に入った一杯がカウンター越しに目の前に置かれる。


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おお、既に良い香りがぷんぷんとするよ。
これは辛抱堪らん。


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チャーシューは鶏と豚が各一枚、
何れも低温調理かな。

鶏はしっとり、そしてローズマリーだろうか
香辛料が振られ匂いも良い。

豚は らしい 美味しさ。


玉子の表面はやや濃いめの色付き。

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半分に割れば黄身は良好な半熟状態。
濃厚で美味しい。


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濃い色と味付けの穂先メンマが
丼の縁に沿うようにあしらわれている。

箸で持ち上げるとこれが三本もあり
とっても嬉しい。

しゃくしゃくした噛み応え。


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麺はやや細、ストレート。
芯が白濁し、ぱつんとした食感。

滑らかにつるんと啜れ、さくりとした噛み応え。
喉越しも心地好く一心不乱に手繰り込む。

量は100gちょっとあるだろうか。


スープは表面には透明な油、その下には美しい琥珀色。

クセの無い煮干しの旨味が上品で、それでいてしっかりとコクはある
上々の出来。

微塵の生玉葱のアクセントも適宜で
迷うことなく完飲。


中途、予て用意の現金200円を高台の上に置き
《和え玉》をお願いする。

さほど待つことなく、さっと配膳。

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麺量は140gの表示。

メンマを除けば同じ具材・薬味が盛られているのは嬉しい。
そしてカエシと油がさっと掛けまわされている。

麺の口当たりがやや違う感じがしたのは気のせいかな。

1/3はそのまま、1/3はつけ麺風に、1/3は残しておいたスープに投入し頂くも、
そのままが一番、カエシの旨味をストレートに味わえて良かったかも。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


千円を超えてはしまったけど、内容的には満足の行くもの。

そして多くの人が《和え玉》をオーダーしているのに
客の回転も比較的高速なのは素晴らしい。