RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

昭和のくらし博物館@久が原 2009年5月9日(土)

以前【たばこと塩の博物館】で見た『イワサキ・ビーアイ』
展示協力しているということで、一度行って見たいと思っていた。

昭和26年築の建物を、家事道具もそのままに保存展示している。
昔で言う所の、”文化住宅”って感じ?

池上線久が原駅または多摩川下丸子駅から徒歩8分。
【鵜の木特別出張所】の角を折れてすぐのところにある。


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外観はこんな感じ。一見フツーの家なんだけど、中に入れば、そこはレトロ空間。
入館料は500円。

玄関入って右手にある急な階段で二階へ上がる。そこは子供部屋。
昔、懐かしいメンコ(関西圏では”パチン”と言う。
特に丸いカタチのやつはね)が展示してある。
おお、この絵の、もってたよ!中学入学と同時に、人にあげちゃったよな。
ダンボール箱いっぱい有ったのに・・・・。今でも持っていたら、一財産だよな。
勿体ないことした。

一階には茶の間と台所。
お釜、アルマイトの弁当箱、ちゃぶ台、真空管ラジオ、すり鉢と擂粉木。
皆、昭和の香りがする。ただ、田舎の家に行けば、まだ置いてある物が
かなり有るなあ。
でも、このような場に置かれていると、また違う景色に見えるな。

一回りすると、談話室でお茶(どくだみ茶)が供される。
また、キレイな学芸員の御姉さんが、色々とお話してくれる。
和むなあ。

玄関脇に手押しポンプの井戸がある。これが、現役。
呼び水を注して押せば、ちゃあんと水が出る。
でも飲用には適さない様だ。

注釈も沢山貼られているし、写真も多く展示されている。
細部を見れば見るほど、昔の記憶が呼び起こされる。
感傷的なノスタルジーだけど、何と無く立ち去り難くなるんだよね。