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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

記憶の中の新宿-昭和30年代を中心に-@新宿歴史博物館 2013年2月3日(日)

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同年代の写真が約百点展示される無料の特別展。
会期は~3月3日(日)まで。
実際の展示会場は当該施設の【地下1階企画展示室】。

博物館の場所は、
【四谷】から【四谷三丁目】に向かい
【新宿通り】から【靖国通り】に抜ける中途
【四谷税務署】の先になる。

展示されているのは、昭和20年代~40年代の
(最も多いのは30年代だが)新宿駅を中心とした近辺の写真。

元々、東京の人間ではないので「懐かしい」という感情は湧かない。

ただ、自分が見知っている、今の新宿が昔はこうだったんだ、という
「感慨」である。


それにしても、
其処に見える「角筈」「十二社」などの地名は
今となっては「西新宿」などの味気ない名称になっていることの残念さ。
また
『すずや』『追分だんご』『時屋』『早川亭』と言った店名が
連綿と見えることの有り難さ。
『ミラノ座(閉館予定)』『コマ劇場(実際は、新宿プラザ)』
が消えた(消える)ことの悲しさ。
そんな感情が、わっと押し寄せて来る。


会場内は、昔を懐かしむ人や声で溢れており、
そこそこの入り。

往時の地図げ併掲されていたり、
拡大用の簡易ルーペが用意(記念に持ち帰り可)されているのも
親切。

ただ、僅かに違和感があるとすると、
当時の大きなうねりであり、場にも影響を与えた
「安保」が排除されていることか。