RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

#写真

藤本涼展@資生堂ギャラリー  2011年1月22日(土)

「shiseido art egg」vol.5の三人の入賞者による展示が 順次開催される。 その第一弾。 「かすみをたべて幻視する。」と サブタイトルが付いている。 展示されている二十点は、全て 写真と他の素材を組み合わせて、再度撮影したものを プリントしているよう…

ヨコハマフォトフェスティバル プレイベント2011@横浜赤レンガ倉庫1号館 2011年1月16日(日)

見ものは「元町フォトヴィレッジ・ワークショップ」。 【元町】の歴史的建物やお店のムカシとイマを、 ムカシは当該施設から借りた写真で、 イマは地元の小学生が撮った写真で、 それを並べてみせることで 今昔の対比を演出している。 まずもって面白いアイ…

東京都写真美術館 2011年1月2日(日)

1月2日は入館無料、と言うことで、 今年も、いそいそとやって来た。 年々観覧者が多くなっている気もするが、 一方で、近隣商業施設の「初売り」が主目的で、 時間のついでに立ち寄っただけ、らしい人も多く、 なんだかなぁ、と思わせるのも、例年通り。 展…

木村伊兵衛写真賞35年周年記念展@川崎市市民ミュージアム 2010年12月26日(日)

一般の入場料は600円。 珍しく、事前のディスカウンターでの入手が出来なかったため、 正規料金を払って入る。 タイトル通り、同賞が設定されて 今年は35周年にあたる記念展。 第一回からの受賞者のプロフィール・受賞作が 時系列で並べられ、直近にな…

50の情熱@RING CUBE 2010年12月18日(土)

「マグナム・フォト東京支社創設20周年記念写真展」 とサブタイトルにあるように、 東京支社が設けられてから20年になる記念の展示会。 『マグナム』と言う名前は知っていても、 どのようにして会員になるのか? とか どのように運営されているのか? を知…

石川光陽写真展@旧新橋停車場 鉄道歴史展示室 2010年12月18日(土)

キャッチには 「警視庁カメラマンが撮った昭和モダンの情景」とある。 中には「2.26事件」や 『愛新覚羅 溥儀』が【歌舞伎座】を訪問した時のような 社会的な写真も混ざっているが、 殆んどは当時の風俗、わけても(展示主体だから) 鉄道関連の写真が、…

第11回上野彦馬賞@東京都写真美術館 2010年12月11日(土)

12日(日)までと短い会期ながら、 入場無料は、頗る有り難い。 「九州産業大学フォトコンテスト」の受賞作品が、 一同に並べられている。 一般の部と同時に、中高生の部も展示され、 社会性を感じさせるものよりも、 学園生活の一端を切り取った作品の方…

「Secret2010~心で感じる写真展~」@RING CUBE 2010年12月5日(日)

計41点の展示は全て匿名。 Noと解説だけのプレートが添えられる。 価格は一点あたり15,000円。 気に入った作品に入札し、 抽選で購入権が得られるチャリティー企画。 当然のことながら、自分の感性だけが判断基準なのだが、 各作家が、通常の自分の…

写真新世紀東京展2010@東京都写真美術館 2010年11月28日(日)

展示スタイルは昨年と同様。 選者の名前が先ず掲示され、推奨作が展示される。 前に置かれたファイルで、残りの応募作品も確認できる。 同時開催は昨年のグランプリ受賞者『クロダミサト』の個展。 これが面白い、同一人物が、色々な人達と、 ツーショットで…

第10回リコーフォトコンテスト入賞作品展@RING CUBE 2010年11月20日(土)

入賞以上の作品、約五十点が展示されている。 なんか、瑞々しくてどれもいいなぁ。

INAXギャラリー 2010年10月23日(土)

今回の展示は、 石塚沙矢香 -かけらはただよひ-展 三木陽子 展 -“PET SHOP”installation of ceramics 現実と地続きのファンタジー- の二つ。 自分としては、前者に注目。 天井から透明な糸で吊り下げられた薄いアクリル板の上には、 割れた食器が無造作に…

日本テレビ ZERO写真展@RING CUBE 2010年10月23日(土)

『日本テレビ』でウィークデーの夜に放送されている 報道番組〔NEWS ZERO〕の現場を、写真家の『大村克巳』が写し取った写真展。 レギュラー出演者は勿論のこと、 政治家・ミュージシャンと言ったインタビューゲストの姿も捉えられている。 本番前の緊迫の一…

二十世紀肖像 全ての写真は、ポートレイトである。@東京都写真美術館 2010年10月15日(金)

「ぐるっとパス」を利用して行って来た。 当館の展示は、利用できるものとできないものがあるので、 注意が必要だ。 一般の入場料は500円 総展示数は173。 序・モダニズム Part1「時代の肖像」 Part2「ドキュメンタリーの中の人間像」 Part3「家族への…

第3回写真「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2010年9月25日(土)

“一坪展”の最終審査前の展示会。 六人の作品が展示されている。 個人的なベストは、『いしかわみちこ』の〔A〕。 キャプションに掲示されているのは、 なんと本人が、昨年の夏に、家の玄関で暴漢に襲われた時の顛末。 その時に、着ていた服、履いていた靴、…

細江英公・人間ロダン展@RINGCUBE 2010年9月25日(土)

なんともぶっ飛んだタイトルは、 【仏蘭西】の【ロダン美術館】で撮影した作品を 和紙にプリント、 掛け軸や屏風の表装をして展示するという、かなりの荒業。 被写体は『ロダン』の彫像でありながら、 大写しになったそれらは、 哀しみ、悩み、怒り、愛して…

Editors’ Choice 2010@RING CUBE 2010年9月4日(土)

~雑誌が選ぶ、いま最も期待する若手写真家展~ との副題が付いている。 10の雑誌が選んだ10名の写真家の作品が、 本人の来歴と言葉、エディターの推薦文と共に展示されている。 同一モチーフでの連作あり、大作一点だけを、ど~~んと展示したものあり…

「おんな」−立ち止まらない女性たち−@東京都写真美術館 2010年8月21日(土)

写真の右側ね。けして手抜きではない。 一般の入場料は700円だが、 ディスカウンターで300円で購入。 兎にも角にも凄い分量の本展での展示数。 出展作家だけでも、145名と書けば、写真の量は更に多いわけだ。 サブタイトルに有るように、 1945…

私を見て! ヌードのポートレイト@東京都写真美術館 2010年8月21日(土)

写真の左側ね。 「ヌード」と言うと服を着ていない女性、と ステレオタイプに思い浮かべてしまうが、 本展での定義は、若干異なっている。 入場していきなり提示されるのは、江戸時代の銀板写真。 そこには、褌一丁で駆けている飛脚の姿が・・・・。おい(怒…

暗がりのあかり チェコ写真の現在@資生堂ギャラリー  2010年7月24日(土)

ギャラリー内を細かく仕切り、かなり多くの展示数。 出展作家は計十名。 一人あたりの作品数は少ないが、 何人かは「もっと沢山観たい」と思わせる。 『ミハル・マツクー』の〔Gellage〕シリーズ。 写真を再加工することで、身体が引き裂かれるような表現。 …

古屋誠一 メモワール. 「愛の復讐、共に離れて…」@東京都写真美術館 2010年7月4日(日)

一般の入場料は800円だが、ディスカウンターで250円で購入済み。 梅雨の晴れ間もあってか、場内はまずまずの人の入り。 入場して先ず目にするのは、遺影。 長尺な法名と共に写っているのは、 眼に異様な光を湛え、病的に痩せこけた、外国人の女性。 こ…

与田弘志写真展:Something In The Air@キヤノンギャラリー S(品川) 2010年6月17日(木)

【港南口】に出て直ぐに右折。 【品川グランドコモンズのスカイウェイ】を直進すれば、 最奥から二番目のビルの一階。 プリンター出力ではあるものの、 百点を越える作品が展示されている。 モデルを使ったもの、風景、虫や小物・食物を扱ったものと、 範囲…

Thai Photography NOW Part -II@RING CUBE 2010年6月5日(土)

タイ出身の四人の写真家の展示会。 シーンは夫々だけど、共通しているのは、当該国の美しさ。 昨今の騒乱を鑑みると、暗澹とした気分になってしまうけど。

”Ever”BorisHoppek@DIESEL DENIMM GALLERY AOYAMA 2010年5月16日(日)

先ずは『根津美術館』で〔かきつばた〕を、と向かうが、長蛇の列。 何時からこんなに人気物件になってしまったの? 恐れをなして、次の候補に向かう。 ブランドショップが店舗の二階に併設したギャラリー。 場所は『BlueNote』脇の路地を入って右手。 写真と…

アレックス・プレガー写真展“Week-end”@RING CUBE 2010年5月15日(土)

時は70年代。場所はロス。 主役は全て女性。 サイケな服装。 極彩色のゴワゴワしたウィッグ。 グラマラスな体型。 鮮烈な光り。 背景にある物語を想像させる かつて映画で見たような、何かしらドラマチックな、 既視感のある1シーンが再現されている。 大…

原久路 写真展 「バルテュス絵画の考察 II」@gallery bauhaus 2010年5月8日(土)

【聖橋】【ニコライ堂】を背に、左手に【医科歯科大】、 右手に【神田明神】を見ながら【湯島天神】方面に直進。 【ファミマ】の二本先の角を右折すると、 左手にコンクリート打ちっぱなしの建物が見えてくる。 そこが目当ての【gallery bauhaus】 入り易い…

LESLIE KEE 「SUPER TOKYO」 写真展@表参道ヒルズ 2010年5月2日(日)

実は【表参道ヒルズ】に行くのは初。 何時もそう。 こういった話題のスポットに初めて行くのは、 大体4~5年経ってから。 なので、今回も少々迷ってしまった。 勿論、施設の場所ではなく、ギャラリーね。 【スペース オー】は本館の地下3階。 開催されて…

森村泰昌展・なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術-@東京都写真美術館 2010年4月18日(日)

同館の2・3Fを使った展示会。 カフェスペースの吹き抜けでも映像作品が上映されている。 展示内容は、同氏お得意のなりきったシリーズ。 特に、今回は世に広く知られた写真や映像を再現することで 展開されている。 『浅沼稲次郎』を『山口二矢』が刺殺す…

ARTIST PROJECT写真展-GR DIGITAL III×STUSSY-@RING CUBE 2010年4月17日(土)

10人の作家による写真展。 う~ん。こちらは打って変わって、閑散としている。 逆の意味で 流し観で終わってしまった。

岩合光昭写真展@たばこと塩の博物館 2010年3月20日(土)

分かり易い企画だし、万人受けする内容だし、一部の学校は春休みだし、 暖かい陽気の土曜日だし、ということで、 かなりの混雑を覚悟して行ったのだが、 それ程でもない。 大きな作品が多いのと、一点あたりの滞留時間が短い、 写真という特性によるものだろ…

GR BLOG写真展@RING CUBE 2010年3月6日(土)

『リコー』のメーカー公式ブログ「GR BLOG」に掲載された作品の中から、 スタッフが選んだ八十点がプリントアウトされ、展示されている。 成る程、ココロ魅かれる作品が多々ある。 日常の何気ない風景を切り取ったものが殆んどだが、 生活感に溢れ好ましい。…