RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

#写真

大森克己写真展 すべては初めて起こる@ポーラ ミュージアム アネックス 2011年12月24日(土)

十年以上に渡って「桜」を撮り続けている『大森克己』による 2011年の作品展。 主要な撮影場所は、本年3月の震災による被災地。 殆んどの作品にはピンク色の発光体が見られ、 これをどう受け取るかは、人によって様々だろう。 自然は時として残酷で、 …

Secret2011~心で感じる写真展~@RING CUBE 2011年12月24日(土)

今年で三回目になる”Secret”。 47名の出展者の名前のみ公表され 作品には付されていない。 一点1.5万円で販売され、 希望者多数の場合は抽選。 収益は全てチャリティーとして寄付される。 今年度も、勿論、作者を類推できる作品は 幾つかあったが、 残…

中山岩太 安井仲治 福原信三 福原路草@JCIIフォトサロン 2011年12月18日(日)

この場所の存在は随分と以前から知っていたのだが、 その為だけに交通費を使うのも勿体無い気がして、 機会を伺っていたのだが、この日、この近辺を渉猟するついでに 足を伸ばすことにした。 場所は【英国大使館】の裏手。 【半蔵門】の【4出口】から【ホテ…

写真にみる50年前の日本-よみがえる昭和の情景-@昭和館 2011年12月18日(日)

「好評につき会期延長」と書かれている。 会場は「2階ひろば」。 休憩や待ち合わせ用のスペースで、 ま、半分屋外。 昭和36~37年に撮影された写真が41枚。 壁面にキャプションを付けて、 展示されている。 東京のメインは【千住】近辺なのだが、 都…

マンフロット Click for Hope 写真展@ 行幸地下ギャラリー 2011年12月4日(日)

Click for Hopeと連動した 写真展が開催されている。 Webページの投票でも勿論のこと、 会場内に設置された箱に投票しても 100円が復興支援金として寄付される。 ちなみに、自分の投票先は 38番。 だって可愛いんだもの・・・・。 また、この時点の…

Editors' Choice 2011@RING CUBE 2011年11月26日(土)

サブタイトルに「雑誌が選ぶ、いま最も期待する若手写真家展」 と在る様に、 八つの雑誌が、夫々、自誌で活躍している若手写真家を推薦、 来場者による人気投票も行い、 その結果によって個展が開催されるかも、という仕掛け。 展示の方法、主題、枚数共に …

写真新世紀 東京展 2011@東京都写真美術館 2011年11月6日(日)

会場内はほどほどの混み具合。 ちよいと待てば、展示している写真集を、 観ることができる程度。 例によって、壁面に掲示してある写真を観、 キャプションを読み、気に入ったものは、 前面に置いてある応募時の写真集を見る。 で、今回の個人的なお気に入り…

発光する港 ~香港写真の現在2011~@ガーディアン・ガーデン 2011年10月22日(土)

会期初の週末だが、さほどの混雑にはなっていない。 「アジアンフォトグラフィー第7弾」との副題が付いているが、 香港在住の九人の作家に、 「今」を活写してもらう試み。 身辺を描写したものから、 大都市を写したものまで、 その幅の広さも含めて、 雑多…

ダヤニータ・シン展 ある写真家の冒険@資生堂ギャラリー 2011年10月22日(土)

『ダヤニータ・シン』はインド出身・在住の女性写真家だと言う。 本展も本日が初日なのだが、 さほどの混雑とはなっていない。 エントランスから仕掛けが満載。 〔SENT A LETTER〕と題された 蛇腹状に製本された写真集7種が展開されている。 斬…

Chic and Luxury -モードの時代-写真展@ポーラ ミュージアム アネックス 2011年10月22日(土)

本日が初日の割には、さほどの混雑でないのは 嬉しい限り。 それでも場内は、何を勘違いしているのか、 ソファに据わって、携帯について延々しゃべくりまくる オバサン達がいたりして、必ずしも良好な環境でないのは 少々残念。 『ヴォーグ』とか、『ハーパ…

第38回東京都写真展「東京の今」@RING CUBE 2011年10月15日(土)

「全日本写真連盟東京都本部」「朝日新聞社」主催の フォトコンテスト。 で、テーマが「今の東京」。 成るほど、展示されている受賞作品は、 「スカイツリー」であったり 「打ち水」であったりと、 象徴的なものが多く取り上げられている。

SCANDAL 2@BLD GALLERY 2011年10月2日(日)

タイトルに魅かれたのは勿論だが、 取り上げられている作家も、 当然のことながら魅力的。 出展は、 沢渡朔 ≪跳んでごらんプルーネ≫(64年) 立木義浩 ≪舌出し天使≫(65年) 森山大道 ≪にっぽん劇場≫(67年) 寺山修司 ≪ヨーロッパ版犬神家の人々≫他(『写真…

写真展「PDN's 30 2011」@RING CUBE 2011年9月24日(土)

サブタイトルに「アメリカの写真雑誌「PDN」が選んだ写真家たち」と ある様に、 三十人の作家の作品が展示されている。 点数も題材もまちまち。 ドキュメンタリーであったり、 コマーシャルフォトであったりと、 分野も分散している。 その中でも、 『Rebecc…

第5回写真「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2011年9月24日(土)

今年の写真の一坪展は ファイナリスト6名の作品が展示されているのだが、 他者との関係性を前面に出したものが多い気がした。 『芹川由起子』の〔母と刃物〕。 言われてみれば、確かに、母親は刃物といるシーンがかなり多いと、 改めて気付かされた。 各種…

江成常夫写真展~昭和史のかたち~@東京都写真美術館 2011年9月17日(土)

一般の入場料は700円だが、 今回は招待券を頂いた。 『ガーデンプレイス』内で開催されている“恵比寿麦酒祭”の 流れではないだろうが、会場内は中高年男性の姿が多く、 そこそこの混雑になっている。 副題には「昭和史のかたち」とあるが、 実際には戦中…

FUJIFILM SQUARE@東京ミッドタウン 2011年9月17日(土)

二つの写真展が開催。 「帝のまなざし-京都の御所と離宮」-写真 三好和義- 『ユーサフ・カーシュ作品展 ポートフォリオ「FIFTEEN PORTRAITS」』 目当ては、勿論、後者。 高名な肖像写真家の作品が十五点、 大判のプリントで展示されている。 あまりにも有…

夏休み特別企画「海獣たちとにらめっこ」@RING CUBE  2011年8月27日(土)

これはかなり意表を突かれた。 何がって、客層が。 企画意図及び来場期待層は、 小さい子供を連れたお父さん・お母さん に違いない。 ところが、会場内はカップルだらけ。 仲良く、手なんか繋いじゃって、 「可愛いね~」「カワイイね~」と言いながら 観て…

doughnuts企画 上田義彦写真展「火山の島」@RING CUBE 2011年7月16日(土)

ここで言う「火山の島」は【三宅島】のこと。 火山の噴火による全島避難の時期を経て、 今は帰り住む人も居る。 その自然と人々の様子を写真家がポートレイトの様に 切り取っている。 火山灰に埋もれてしまった、 鳥居や神社がある。 また、半分は石流に埋ま…

榮榮&映里 写真展 - 三生万物@資生堂ギャラリー 2011年7月16日(土)

『榮榮』は中国人男性の、 『映里』は日本人女性の、 夫々写真家で、標題は、 そのユニット名。 本展では、中国で撮られた、 しかも、二人及びその家族を主題にした作品が殆んど。 〔草場地 北京 20**〕と題された連作は、 家の玄関前だろうか、彼等の構…

金瑞姫展「ether」@ガーディアン・ガーデン 2011年7月16日(土)

第3回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展 このタイトルは「エーテル」と読む。 物理的には、既にその存在を否定されている 光りを伝達する存在。 しかし、現在でも熱心な信望者が居るのも事実。 〔リリイ・シュシュのすべて〕でも、本来の役割とは異なる 意…

田中長徳 写真展「ウィーン 街の光・冬の影」@RING CUBE 2011年6月25日(土)

作家が、過去滞在したことのある同地を 数十年振りに訪問した際に撮影した写真展。 全ての作品が路上のスナップで、 以前から変化したもの、変わらないものが、 懐かしい眼差しで撮り込まれている。 自分の姿が、映り込んでいる写真もあり、 これはご愛嬌。 …

文士の肖像@ノエビア銀座ギャラリー 2011年6月25日(土)

こんなギャラリーが、まだまだ在るんだから、 銀座って、本当に懐が深い。 場所は【並木通り】と【交詢通り】がぶっちがう角に在る 【ヴィトン】から【花椿通り】に50mほど戻った 同社のビル1階。 勿論、企業の文化活動故、入場は無料。 『濱谷浩』『林…

アジアの写真家たち2011-インドネシア-@RING CUBE 2011年5月28日(土)

都内四箇所の、 主にカメラメーカーが主宰するギャラリーで 一斉開催されている企画展。 スタンプラリーも行われ、 全館を回ってスタンプを集めると 記念品がもらえる特典アリ。 本館には四人が出展している。 『Jim Allen Abel』の作品は 男性の立像。 全て…

はざま~Between Images~@日本橋高島屋 美術画廊X 2011年5月7日(土)

『秋岡美帆 稲垣元則 大島成己 田中朝子 豊富春菜』の 五作家のグループ展。 何れも写真をベースに加工を施している。 中でも、『豊富春菜』の作品群が良い感じ。 アクリル板の上に、 樹脂を乗せ彩色・造形している。 陰影の強い写真の様に 点々と輪郭が立ち…

モモセヒロコ写真展@RING CUBE 2011年4月30日(土)

「世界/なきながら咲いている」再展示との サブタイトルが付いている。 公募展で選ばれた企画展示の由。 壁面の一方は、植物の花や葉のアップ。 葉脈や微細な棘までもが はっきりと捉えられている。 カメラでなければ、見られない世界。

ベッティナ ランス写真展@東京都写真美術館 2011年4月16日(土)

サブタイトルは「MADE IN PARADISE 女神たちの楽園 セレブたちの美しき幻影と気品」。 一般の入場料は900円だが、 ディスカウンターで390円で購入済み。 会場内はそこそこの人の入りだが、 展示されている写真が大きく、点数も六十弱なので かなりゆっ…

OVERSEAS 2011―世界を選んだ写真家たち―@RING CUBE 2011年2月5日(土)

今回がPartII。 (しつこいようですが、写真の使い回しではありません) PartIは日本から海外へ、だったが 今回はその逆。 『ジェン・ケイ』『マーティン・ホルトカンプ』『ルシール・レイボーズ』 の三人。 中でも『マーティン・ホルトカンプ』の作品に見応…

OVERSEAS 2011―世界を選んだ写真家たち―@RING CUBE 2011年2月12日(土)

PartI」と「PartII」「に会期が分かれている。 本日は「PartI」で、日本人写真家の三人。 『亀井隆司』は【ロンドン】 『白井里実』は【NY】 『宮本武』は【パリ】 と、夫々会場入り口に、地球儀上で渡航先が示されている。 『白井里実』の作品は【写真美…

横田大輔展 indication@ガーディアン・ガーデン 2011年2月12日(土)

”第2回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展”と サブタイトルにある。 展示作品を一目観れば、「あ。あのミドリの写真の人だ」と すぐに想い起こせるほどに特徴がある。 (撮影がボケているのでは無く、 作品自体のピントが、この様な設定。) 幾つかの荒涼と…

大門美奈・大門正明写真展「Portugal」@RING CUBE 2011年1月22日(土)

夫婦による作品点。 会場入り口では、お二人が立って、来場者をにこやかに出迎えていた。 写真がブレちゃった。 【ポルトガル】を訪問時の、各都市でのスナップショットが、 片壁は妻・もう片壁は夫と、向かい合わせで展示されている。 夫婦で同じ場所と時間…