次いで、子供の誕生を示す写真。
撮られた年月と照らし合わせると、
彼女の病気療養の意味もあったのだろう。
が、息子の成長に逆らうように、
彼女の顔からは明るさが消え、
次第に表情さえ失われて行く。
撮られた年月と照らし合わせると、
彼女の病気療養の意味もあったのだろう。
が、息子の成長に逆らうように、
彼女の顔からは明るさが消え、
次第に表情さえ失われて行く。
作品は過去に遡るように展示され、歩を進めるうちに
輝くように微笑む彼女が飛び込んでくる。
輝くように微笑む彼女が飛び込んでくる。
「後ろ向きに歩けば、時間が昔に戻るんだよ。」
今度は逆に歩いてみる。
しかし、なまじ結末を知っているのだから、
何て悲しいストーリー。
しかし、なまじ結末を知っているのだから、
何て悲しいストーリー。