展示内容は、同氏お得意のなりきったシリーズ。
特に、今回は世に広く知られた写真や映像を再現することで
展開されている。
特に、今回は世に広く知られた写真や映像を再現することで
展開されている。
『浅沼稲次郎』を『山口二矢』が刺殺するシーン。
ニュース映像でも繰り返し流され、昭和を語るときに、
必ずと言って良いほど取り上げられる写真。
『浅沼』のずり落ちる眼鏡の角度もそのまま、
正確に再現している。
ニュース映像でも繰り返し流され、昭和を語るときに、
必ずと言って良いほど取り上げられる写真。
『浅沼』のずり落ちる眼鏡の角度もそのまま、
正確に再現している。
『三島由紀夫』についても一連のシリーズとして展示されているのだが、
壮観なのは【陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地内】での演説シーンの映像化。
文章で切り取る試みは、『筒井康隆』が〔ダンヌツィオに夢中〕で実践済だが、
『森村』は時代を現代に置き換え、内容も芸術の貧困とし、
しかし、そのティストは往時を失わずに再現している。
七分強の作品は、ラストシーンで思わず微苦笑が込み上げて来ると供に、
人気の無い吹き抜けに響き渡る「静粛に!」の声が、
あまりにも場にマッチしていて、逆に空恐ろしささえ感じる。
壮観なのは【陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地内】での演説シーンの映像化。
文章で切り取る試みは、『筒井康隆』が〔ダンヌツィオに夢中〕で実践済だが、
『森村』は時代を現代に置き換え、内容も芸術の貧困とし、
しかし、そのティストは往時を失わずに再現している。
七分強の作品は、ラストシーンで思わず微苦笑が込み上げて来ると供に、
人気の無い吹き抜けに響き渡る「静粛に!」の声が、
あまりにも場にマッチしていて、逆に空恐ろしささえ感じる。
一般千円の入場料だが、ディスカウントで700円で購入。
込み具合もさほどでは無い。
写真:35点、映像8点で、全てキチンと観ると、
二時間程度は掛かる。
込み具合もさほどでは無い。
写真:35点、映像8点で、全てキチンと観ると、
二時間程度は掛かる。
基本、知識の幅が広いほど、楽しめる構成。