RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

こだわりラーメン 出世街道:次郎長ラーメン

以前行って、随分と美味しかったおでん屋さんと、
なかなか行けずにいたラーメン屋さん(『出世街道』)が、合体して移転出店との認識で
良いだろうか。

店内は厨房を囲むL字型八席ほどのカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓、奥には小上がり。


11:40の入店で先客は一。
しかし12時少し前くらいからは続々の来客。

その身なりからは何れもガテン系の男性と推察。


オーダーは写真入りのメニューを見ながら直接。
会計は食後に入り口傍のレジで。


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食したのは標題にもある
次郎長ラーメン
値段は800円。

所謂『二郎』インスパイア系。

オーダー時に、「野菜マシ、ニンニク抜き」を
お願いする。


7分ほどで、受け皿の付いた丼がカウンター上に置かれる。

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おお、野菜が良い感じに盛られている。
かなりシャキ感が残るも比較的食べ易い。
キャベツの量が多めなのは嬉しいぞ。


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頭頂部には脂。これがかなりしょっぱ!
胡椒も降られているので、それらを頼りに
上からわしわしと野菜を食べ進む。

でも丼自体がそんなに大きくないので
受け皿を通り越して野菜がぽろぽろこぼれてしまい
少々食べ難い。


八割方喰らったところで天地を返す。

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湯気がもうと挙がり、熱々の麺が姿を現す。

太、ストレート、僅かに捻じれ、厚みのある平。
濃い麦色であることを除けば、
見掛けはまるっきりの饂飩。

表面はやわっとしても、芯にはしっかり噛み応え。
ふ~ふ~、はむはむを繰り返すと
口の中一杯に麦の旨味が流れ出す。

ここ暫くで食べた中では出色のオーション麺。

量は300gあるかないかくらい。


スープは濃い濁った琥珀色の豚骨醤油。

表面には透明な油の層が厚めに。

豚骨も醤油もしっかりと主張しているけれど、
きつ過ぎず鹹すぎずのバランスが上手く取れ、
麺にも野菜にも上々の取り合わせ。

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ただ写真の量は残しちゃうけどね。


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チャーシューは短冊大のバラ肉が二枚。

5㎜厚で口当たりも良く、豚らしい旨さも
所謂、豚を喰らう醍醐味には欠ける。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


かなり良く出来た{G系}。

しかし「ウマ~」ではなく
「旨い」との表現がぴったり。