RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ばいこうけん@KITTE(丸の内) 2017年6月21日(水)

五階、飲食店フロアの一店。

4年前のオープン以来、機会をうかがってたんだが
冷たいメニューを扱っている時期には
なかなか近くに行くチャンスが無くて。

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店内は厨房を囲むL字型八席のカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓、
窓に向いたストレートのカウンターが六席ほど。


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店頭のメニューボードに
《つけ麺》が間違いなく有るのを確認後、
12:50 一人の待ちの後ろに着くも
程無く入店。

中は空席が散見され、その後 三々五々の来客も
満員になることはない。


オーダーは各所に置かれた写真入りのメニューを見ながら直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に入口脇のレジで。

食したのは、
魚介醤油つけ麺+大盛り。
値段は880+110で990円。

「茹で時間、5分ほど頂きます」との
声掛けがある。


8分後、先につけ汁が、
一拍遅れて麺がカウンターに置かれる。


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見本写真では
具はつけ汁の方に入っていたが
実物は麺の上にこんもりと盛られて供される。


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麺は中、やや太ストレート、僅かに捻じれ。

表面は艶々。しかし、いざ啜ろうとすると
かなりごわごわとし、なかなか一息にはいかない。

ずずっとした感じで口の中に入れ咀嚼すると
芯が厚く太く、コシがあり、しっかりした噛み応えで
相当の格闘感。

ぐっと歯を立てれば、麦の旨味が流れ出す。

量も300gちょっとはあり
お腹が膨れる。


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つけ汁は・・・・、最初は何かの間違いかと思った。

札幌で食した《醤油》とはあからさまに異なる
澄んだ琥珀色の醤油清湯。

香りも上品だし、
動物系と乾物系の旨味がしっくりと混ざって、
さっぱりとした味に仕上がっている。

この中太麺に、このつけ汁じゃあ合わないのでは、と
思いながら数本を浸して手繰り込めば、おや
意外と味が乗り移り、悪くない。

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添えられている岩海苔や
葱、魚粉らしき粉末を添加しながら食べ進めば
次第に味が変化し、最後まで飽きずに食べられる。


それ以外の具材は、チャーシュー、メンマ。


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チャーシューは大人の掌大、
2mm厚が二枚。

豚らしい香りに味。

ほろほろと軟らか。


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メンマはお馴染み、
極太の拍子木状のものが三本。

味付けも濃すぎず、舌で押しつぶせるほど軟らか。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


最初供された時には
ちょっと意表を突かれたけど
実際に食べてみれば、思いのほか悪くない。

《つけ麺》は他にも
《カレー味》がある。
あと、《台湾まぜそば》まで。
刺激的な味を好む向きは
そちらの方が良いかも。

ちなみに冒頭の写真は退店時に撮ったもので
この時には何れも既に売り切れ仕舞いとなっていた。