RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

中華そば 琳久@浜松町 2015年7月4日(土)

【金杉橋 南】のたもと に先月できた新店の場所は
『ハネウマ』の在った処。

美味しい店だったのになぁ。
それだけじゃダメなんだ・・・・。
立地、の問題だろうか。

イメージ 1


店内は厨房に向いたストレート十一席のカウンター。

開店間もない11:03の入店で先客はゼロ、
その後食べ終わって出るまでの来客は一。

券売機は入り口右手。

《つけめん》は二種あり《醤油》と《塩》。
さて、どちらにしようか。《醤油》の方がより左側に
ボタン配置されてはいるが。


食したのは、
塩つけ麺 大盛り(ランチサービス)+味付玉子。
値段は750+70で820円。

「ランチサービス」と表示された大盛りボタンが設定されているのは
初めて見た。
でも、この方が、伝え間違えが無くて良いかも。


六分ほどで麺とつけ汁が供された。


イメージ 2


イメージ 3


麺は細、縮れ。
玉子を奥に押しやり、やや偏って、こんもりと盛られている。
頭頂部には刻み海苔がぱらり。

量は300gに欠けるくらいだろうか。
腹八分目、といったところ。

表面は艶々で喉越しは上々。
つるしこでぷりっとした噛み応えも好ましい。

そう言えば『浅草開化楼』の札が掲げられていたな。


イメージ 4


つけ汁は塩。
やや茶濁し、透明な油の層。

表面を葱やら水菜やら胡麻やらが覆っている。

一口啜ると、おお、塩っぽくないぞ。
どちらかと言うと「出汁」として貰った方が良いほど
出汁出汁し、その旨味で食べさせる方向性。

動物系と乾物の魚介系から塩梅良く旨味が抽出され
まるっと綺麗に纏まっている。

見た目よりも、はるかにきちんと麺に味も乗り移る。


イメージ 5


具材は、チャーシュー、メンマ。

チャーシューは短冊大が数本。
軟らかく煮上がり、味も染みている。

メンマはやや濃い色付きも味は薄目。
繊維が気にならない口当たり。


イメージ 6


トッピングの玉子は70円の良心価格。
やや小ぶりだが、味は沁み、
多少硬めに茹で上がった黄身がほくほくと
甘味があって美味しい。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


食べ終わる頃を見計らって
湯桶に入った割りスープがオートマチックで供される。

ささっと注いでごくりと飲めば、
仄かに酸味も立ち、出汁の味が馥郁とする。

やっぱり《醤油》も食べてみたくなるなぁ。