4月中旬から一部劇場で先行ロードショー。
5月に入り拡大上映され、当劇場では本日が初日。
5月に入り拡大上映され、当劇場では本日が初日。
席数89の【シアター9】はSOLDOUTで満員
『ルディ(アラン・カミング)』と『ポール(ギャレット・ディラハント)』の
ゲイのカップルが、実の母親からネグレクトされたダウン症の少年『マルコ』を引き取り
疑似的な家族関係を結ぶ。
しかし三人の慈愛に満ちた暮らしは、やがて
司直の手によって引き裂かれてしまう。
ゲイのカップルが、実の母親からネグレクトされたダウン症の少年『マルコ』を引き取り
疑似的な家族関係を結ぶ。
しかし三人の慈愛に満ちた暮らしは、やがて
司直の手によって引き裂かれてしまう。
実話を基にした物語という。
本人達が幸せであればそれで十分なはずなのに、
周囲の偏見や勝手な思い込みだけで、
社会的な倫理を振りかざし、
幸福を破壊してしまう。
周囲の偏見や勝手な思い込みだけで、
社会的な倫理を振りかざし、
幸福を破壊してしまう。
彼等はなまじ、それを正義だと思い込んでいるので
始末が悪い。
始末が悪い。
家族とはなんなのか、
愛情とはなんなのか、
母性とはなんなのか、と
根源的なテーゼを本作は眼前に付き付ける。
愛情とはなんなのか、
母性とはなんなのか、と
根源的なテーゼを本作は眼前に付き付ける。
それは、
血の繋がりでも
性差でも
一緒に居る時間の長さでも
必ずしも無い。
血の繋がりでも
性差でも
一緒に居る時間の長さでも
必ずしも無い。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆。
劇中で流される音楽が
またふるっている。
またふるっている。
勿論、当の曲が流れて来るのは
『マルコ』の(薬物中毒の)母親のアパートの部屋から
だということも含めてなのだが。
『マルコ』の(薬物中毒の)母親のアパートの部屋から
だということも含めてなのだが。