RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺亭 茂司@表参道 2014年10月15日(水)

過日、辺りを渉猟した際に見つけ、
何時か行こうとココロに留めていた一軒。

場所は【表参道】と【外苑前】の丁度中間。
avex】が入っているビルの路地を挟んで向かい側。

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それにしても敷居が高く感じられる店構え。
最近流行の二毛作だろうけど、
看板が目に入り、しかもきちんと読まないと、
入ろうとは思わんよなぁ。ましてやラーメン屋さんとは。

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店内はL字型八席のカウンターに二人掛けのテーブルが一卓。
12:50の入店で先客は一。、
その後食べ終わって出るまでの来客は三。
当日はそぼ降る雨だったから、そのせいもあるかもね。

オーダーは各席に置かれている写真入りのメニューを見ながら直接、
支払は食後にカウンター越しに。


食したのは、
SGJつけ麺 300g。
値段は890円。

麺は丸太麺と細麺が選択可能で、
勿論、前者を。
麺大盛は+110円となっていたが、400gになるんだろうか。


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麺は中ストレート、僅かに捻じれ。
麦の良い薫りがする。
艶々とし、見るからに美味しそう。
一本啜ると、おお、つるつるだ。
滑らかに喉を駆け降りて行く。

そしてもっちりとした噛み応え。

量も300gを十分に感じられ、かなり満足。

刻み海苔がぱらりと降られている。


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つけ汁は器から溢れそうなほどたっぷりと盛られている。
そして自然なとろみがついている。なんだろこれは。

一口含むと、かなり鹹い。しかしこれは素材由来と思われる。
潮の鹹さだ。
中には若布を始めとして数種類の海藻。これが、その元だろうか。

複数の動物系と魚介系、両方のバランスが良く、
何れも突出していない。

そして、食べ進む内に、唇の周りがぺたぺたになって行く。
これって・・・・。

気になってメニューの裏の説明書きを読むと、
すっぽんが入っているとのコト。成る程。

道理で旨さも複層的で深みもある。

とすると、つけ汁に投入されている薄切りの白い物体は
すっぽんの脂身かしら。


具材は、チャーシュー、玉子。

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チャーシューは子供の掌大。
しかし厚みのある塊りが一個。
歯応えがあり、食べでがある。
八角の香りもする。


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玉子は半分。かなり硬めの茹で加減。
色もほぼついていない。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

異色な一杯。
しかし、病み付きになる旨さ。
次は《油そば》だな。