RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ブッチャーブラザーズ@神田:お肉

駅周辺に、複数店を展開する、系列の一店

『東京ブッチャーズ』を狙ったのだが、
かなり前に予約の電話を入れるも
時節柄既に満席。

運良く、標題店には空き席が有った。

当日は19:00に訪問。
店内はカウンター、通路を挟んで、
小さいテーブルが幾つか、
半地下、中二階、奥には個室然とした小部屋もあり、
相当な広さなのに、既に多くの客で賑わい、
予約無しに来て「生憎満席で・・・・」と対応される客多数。
すげ~繁盛だが、実際に食べてみて、
その訳が良く判った。


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《お通し 300円×4》

生ハムにオリーブ。
生ハムはしっとりと優しい舌触り。
それでいて、らしい旨味。
オリーブは漬かり過ぎず、鮮やかな味わい。


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《お肉やさんのポテトサラダ 500円》

いや、この外見はどう見ても厚切りベーコンのソテーだし。
薫香も素晴しい、ぶ厚いベーコンが
カリッと焼かれ、ポテサラの上に乗っている。
これを適当に切り分け、芋と一緒に食べるのだが、
段々と、何を食べているのか、判然としなくなる。
どっちがメインなんだ?


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《豚肉のリエット 600円》

結構な分量だ。
たっぷりと盛って食べても、添えられたパンでは足りずに、お代わりをする。

味は素朴で穏当。ピリリとするペッパーの辛味も、程好い。

しかし、時間が経つと、だんだんと脂が浮いて来るので、
ソッコー食べるのがおススメ。


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《丸々ブロッコリー 500円》

うわ~、大人の握り拳、二つ分の大きさはある。
スーパーで売っているひと塊よりも大きいんじゃないか。
青みを失わない茹で加減も上々。

これを、振られたチーズと、添えられたオリーブと大蒜を刻んだモノを付け、
わしわしと食す。

いや~、健康に良さそうだ。
芯にもちゃあんと火が通っているので、
余す所なく食べ切ってしまった。


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《牛ハラミ肉 460g 1,700円》

焼くのに時間が掛かるだろうと、
事前にお願いしておいた。

塊でど~~~んと供され、
これを適当に切り分けてくれる。

端の方はかなり火が通っているが、
芯はほの赤い上々の火入れ。

ハラミとは言っても、かなりさっぱり。
肉らしい旨味。硬さもさほどではなく、
サクサクと噛み切れる。

味は塩だけ。

それ程高い肉ではないけれど、
この席ではこれで十分だろう。

ポテトと焼いたトマトを含めぺろりと平らげ、
まだ行けそうな気がする。

肉、追加しちゃう?


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《豚肉》

詳細な部位とグラム数は失念。
しかし値段は1,000円と、サービス価格。

これも付け合せに、ポテトと焼いたトマト。

さっぱりとした肉本来の旨さに、
柚子胡椒の助けも借り、これもぺろっと食べてしまう。

でも、まだまだ行けるんじゃあないか。


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《肉屋のボロネーズwithエッグプラント 950円》

あたり前だけど、挽き肉はたっぷり。
それに茄子も大きく切られ、ごろごろと入っている。
パスタは太目でやや軟らかめの茹で加減。
しかし、このソースには合う。
チーズも惜しげも無く振られているし、
いや~それでこの値段、なんて良心的。


でも、まだまだ食べられるよね。
デザートも行っちゃう?


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フォンダンショコラ 580円》《おまかせアイス 400円》
《レームブリュレ 350円》

うわ~、デザートまでたっぷりだ。

ちょっと不満があるとすると、フォンダンショコラが硬いことかな。

濃厚さは無く、味は全体的に軽め。
しかし、あれだけの肉を食べた後は、
この程度が丁度良いと思う。

ビールを呑み、安めのワインをボトルで二本呑み、
更にはソフトドリンクも少々。

で、お代は1.65万円と激安!
四人での訪問だから、一人あて4,000円は
珍しく、一般平均とほぼ同額。

訳あってあまり呑めない人間が居たのと、
ワインの金額を押さえた結果ではあるが、
それにしても安い。

これなら、普段の面子を揃えても、
一人六千円以下になると思う。


評価は
☆五点満点で☆☆☆☆。

次は人数を揃え、1㎏の肉の塊を
制覇してみたい。