一般の入場料は1,000円だが、今回は招待券を頂いた。
そうでなければ、九割方訪問しない類の展覧会。
だって、混雑は目に見えてるし。
会期が6/12(水)~24(月)と短いことも拍車をかけているんだろうが、
場内は中高年の女性を中心に、ひと・ヒト・人。
場内は中高年の女性を中心に、ひと・ヒト・人。
それでも、壁面から少し離れて歩を進めれば
鑑賞にさほどの不便は感じない程度。
鑑賞にさほどの不便は感じない程度。
日本未公開も含め、総展示数は八十弱と相当な数。
加えてモチーフが同一なので、
場内の真ん中に立ってぐるりを見渡せば、
巴里の街角の気配が立ち上がって来る。
場内の真ん中に立ってぐるりを見渡せば、
巴里の街角の気配が立ち上がって来る。
で、本展なりの工夫が幾つか。
描かれた場所の、現在の写真も添付され、
余りの変化の無さに却って驚いてしまう。
余りの変化の無さに却って驚いてしまう。
市街の中心部のはずなのに
数十年を経てもこの変わらなさは、
街並みに対しての彼の国に考え方の現われ
なんだろう。
数十年を経てもこの変わらなさは、
街並みに対しての彼の国に考え方の現われ
なんだろう。
そして『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』を題材にした作品だけでも
一体、何点が展示されているのよ?
と言った中に、一枚だけ、ぽつんと花の画。
一体、何点が展示されているのよ?
と言った中に、一枚だけ、ぽつんと花の画。
〔青い花瓶の花束〕。
白い壁の街には、多くの人も歩いているのに
寂寥感が漂っている。
寂寥感が漂っている。
しかし、本作からは暖かささえ感じてしまう。
一服の清涼剤。