RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

鋤田正義展SOUND&VISION@東京都写真美術館 2012年9月2日(日)

正直、もっと混んでいると思っていた。

が、一般の入場料が800円なのに対し、
ディスカウンターでの購入は400円。

招待券が大量に撒かれているか、
若しくは、不人気物件と言うことになる。

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場内はそこそこの人の入り。
子連れが多かったりで、
彼等・彼女等は場内を駆け回り、
係員のお姐さんに制止されたりしている。
ちょっと、微笑ましい。


一般的な作品の展示もあるものの、
サブタイトルの通り、本展は「ロック」
しかも「グラムロック」好きにはたまらない内容となっている。


最多展示は『ボウイ』。
「ジギー・スターダスト」から{ドイツ表現主義}を模した〔Heroes〕までが
大胆に構成され、展開されている。

そして『マーク・ボラン』。
タイトルこそ『T.REX 』となっているが、
まごうかたなき、彼自身の一枚である。

これら全てが『鋤田正義』の写真だったのだなぁ。


小泉今日子』『木村カエラ』『宮沢りえ』といった
直近の作品も挟み込まれ、
作者の守備範囲の広さを再認識させつつ、
前述の世界的なスターにも愛された訳が、
その画面からはふんぷんと漂って来る。


会期は~9月30日(日)まで。