冬休み最後の土日ということもあり、
お子様向け映画は、軒並み満員御礼の表示が出ている。
お子様向け映画は、軒並み満員御礼の表示が出ている。
で、標題作、
一昨日にWeb予約をした時には、
まだ一席も取られておらず、
エクゼクティブシートでさえ余裕で押さえられたのだが、
本日の【シアター10】、
72席と小さい小屋のせいかもしれないが
八割方は埋まっている。
一昨日にWeb予約をした時には、
まだ一席も取られておらず、
エクゼクティブシートでさえ余裕で押さえられたのだが、
本日の【シアター10】、
72席と小さい小屋のせいかもしれないが
八割方は埋まっている。
客層は、高年齢のおば様連れが多く、
これはTVドラマの流れ、なんだろうか。
これはTVドラマの流れ、なんだろうか。
シリーズの映画化にあたって、
第一巻を選んだのは慧眼。
話中、最も人間関係がシンプルだし、
『吉宗』の、粋でさっぱりとした気性が
存分に描かれていることに代表される様に、
人物の性格付けが明快。
一話読み切りとしても十分に楽しめる
エピソードだから。
第一巻を選んだのは慧眼。
話中、最も人間関係がシンプルだし、
『吉宗』の、粋でさっぱりとした気性が
存分に描かれていることに代表される様に、
人物の性格付けが明快。
一話読み切りとしても十分に楽しめる
エピソードだから。
本作の『綱吉』篇は
四巻後半~六巻前半に当たる。
四巻後半~六巻前半に当たる。
物語りは、
『右衛門佐(堺雅人)』が江戸城に現れる
件から始まる。
基本的には、TVドラマを見るか
原作を読んでいる前提でないと
人間関係や、大奥での習いは掴み辛く
(勿論、前作の鑑賞も)、
流れとしては、少々不親切だ。
『右衛門佐(堺雅人)』が江戸城に現れる
件から始まる。
基本的には、TVドラマを見るか
原作を読んでいる前提でないと
人間関係や、大奥での習いは掴み辛く
(勿論、前作の鑑賞も)、
流れとしては、少々不親切だ。
やがて『右衛門佐』は権謀を弄して
大奥の中で成り上がって行くのだが、
その過程で本編のテーマが浮かび上がって来る。
大奥の中で成り上がって行くのだが、
その過程で本編のテーマが浮かび上がって来る。
無駄に見えるカットも
それなりの意味が有り、
カメラ回しやアングルも含め、
判った人が撮っている。
カットの長さも含め
硬軟自在である。
それなりの意味が有り、
カメラ回しやアングルも含め、
判った人が撮っている。
カットの長さも含め
硬軟自在である。
原作とは若干異なるラストだが、
余韻を残して、映像的な造りとしては
これで正解と思う。
余韻を残して、映像的な造りとしては
これで正解と思う。
「赤穂事件」のエピソードが抜けているが、
この尺では致し方無いところだろう。
この尺では致し方無いところだろう。
評価は☆五点満点で、
☆☆☆☆。
☆☆☆☆。