封切り二週目に突入。
席数107と小さめの【CINE1】は満員。
席数107と小さめの【CINE1】は満員。
人間関係が把握できるかなと不安もあったが、
全くの杞憂。
当該作の登場人物は主要な役割を演じてはいるものの
その背景に強く言及することは無い。
あくまでも因縁があったと仄めかすにとどまる。
全くの杞憂。
当該作の登場人物は主要な役割を演じてはいるものの
その背景に強く言及することは無い。
あくまでも因縁があったと仄めかすにとどまる。
それにしても、このシリーズ、
『伊藤淳史-仲村トオル』
『竹内結子-阿部寛』
のふたVer.があり、
『CX』と『TBS』の争奪戦は
観る側からすると
如何なものかな感じはある。
ま、夫々に異なる味があり、それも良いのだが・・・・。
『伊藤淳史-仲村トオル』
『竹内結子-阿部寛』
のふたVer.があり、
『CX』と『TBS』の争奪戦は
観る側からすると
如何なものかな感じはある。
ま、夫々に異なる味があり、それも良いのだが・・・・。

海辺の別荘で、九人の男性の遺体が発見される。
入り口は閉じられ、所謂密室状態だったことに加え、
外傷や毒物の形跡もない、死因も不明な不可解な事件。
入り口は閉じられ、所謂密室状態だったことに加え、
外傷や毒物の形跡もない、死因も不明な不可解な事件。
原作・TVドラマ・映画の
全てを網羅している人によれば
「幾つかの作品のエピソードを上手く引っ張って来て
突っ込んでいる」との言。
全てを網羅している人によれば
「幾つかの作品のエピソードを上手く引っ張って来て
突っ込んでいる」との言。
自分も(登場人物は異なる設定も)映画の方は
全て鑑賞しているので、頷けるものはある。
全て鑑賞しているので、頷けるものはある。
要は、シリーズの掉尾を飾る大棚ざらえ的趣向なのだろう。
物語の進行は極めてスムース。
『船橋』が殺害されたことの謎解き、
『白鳥』のせいで家族が破綻したと信じ込む『桜宮すみれ(栗山千明)』の復讐譚。
この二つが、表に出・裏に出、
物語は最後まで予断を許さず展開し緊張感が持続する。
『船橋』が殺害されたことの謎解き、
『白鳥』のせいで家族が破綻したと信じ込む『桜宮すみれ(栗山千明)』の復讐譚。
この二つが、表に出・裏に出、
物語は最後まで予断を許さず展開し緊張感が持続する。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆。
他の作品から借用して来た筋の挟み込みもスムースで、
恰も元からのストーリーがそうであったかのように
ピッタリと寄り添い違和感なく融合してはいるのだが、
基本設定の幾つかでムリを重ねているため、
結末を知る中途で、妙に醒めてしまったのも事実。
恰も元からのストーリーがそうであったかのように
ピッタリと寄り添い違和感なく融合してはいるのだが、
基本設定の幾つかでムリを重ねているため、
結末を知る中途で、妙に醒めてしまったのも事実。
ちょっと惜しい一作。