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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

Anotherへのオマージュ- 眼球と少女たち -@Bunkamura Gallery 2012年8月18日(土)

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これとの連動企画で、
会場内には当該映画のチラシが積まれ、スチールも
並べられている。


モチーフには『ミサキ・メイ』が必須との事で、
作家達の思いが艶やかに展開されている訳だ。

そのものズバリの「眼帯」や「オッドアイ」であったり、
「眼球」そのものであったりと各人の個性が滲み出る。

そんな中で、「guest」と記載されている『諏訪敦』
のタイトル〔無題〕は、左眼が緩やかにかかる髪で隠されているているという
意表を突くスタイル。

通常は売価が記されていない『七戸優』の二作品のプライスを見て、
とってもムリ~と、改めて認識もしたりする。

一方、『宇野亜喜良』の小品二点は、何とか手が出るだろうかと、
やきもきもする。


会場の一番奥では、
映画の中で構築されたギャラリーがそのまま再現され、
恋月姫』の手になる球体関節人形達が十数体、
静かに横たわっている。

これは、かなりヤバイ。

この場に魂を取り込まれてしまいそうな
妖しい磁力が横溢している
(ただ、隅の方に貼られているプライスリストを見た途端、
現実に引き戻されるんだけど・・・・)。

これから訪問される方は、
くれぐれもお気を付けなさるように・・・・。