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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

寺山修司と日本のアヴァンギャルド@Bunkamura Gallery 2013年3月30日(土)

「1960~1970年代を中心に」なるサブタイトルが冠されている。

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会場内は、かなりの人の熱気で溢れかえっている。

亡くなってから三十年も経つのに
たいした人気だ。

しかも、入場者の年齢が幅広い。
自分より一回り以上の団塊層から、
最近の若い人達まで。


展示内容も広範に渡っている。

映画・演劇のポスター、
自筆の原稿、
映画のフィルム、
そして彼にインスパイアされて
宇野亜喜良』『四谷シモン』『金子國義』『森山大道
が制作した作品などなど。

それらの何れもから、デカダンな香りが漂って来る。


多くにはプライスが表示されてなく、
「売らんかな」の姿勢が希薄なのも
鑑賞する側からすれば嬉しい。

(まぁ、ウル側からすれば逆だろうけど)
実際、赤丸シールが付いていたのは、
宇野亜喜良』の一点だけだった。
それも、十万円ちょっとの、お手頃価格。


しかし参考展示されていた〔草迷宮〕の映画チラシ、
探せば自分のコレクションから出て来るかもしれんなぁ。