
本日が最終日と言うこともあろうか、
出展者の姿もちらほらと見かける。
出展者の姿もちらほらと見かける。
が、観客は例によって
さほど多くは無い。
さほど多くは無い。
164 阿部乳坊 [自刻像:変態動物]
165 three [three is a magic number 3]
166 髙木彩 [GROW]
167 小林広恵 [公園をつれてかえる]
の四人なのだが、
前回同様罰当たりなのは
『three』のそれ。
165 three [three is a magic number 3]
166 髙木彩 [GROW]
167 小林広恵 [公園をつれてかえる]
の四人なのだが、
前回同様罰当たりなのは
『three』のそれ。
今回は、やはり美少女フィギュアを溶かして形成、
四角柱にしてしまっている。
計二十数体(柱?)だろうか。
添えられている表示には、
(柱の)グラム数、(アニメの)タイトル、キャラクター名。
台の上に麗々しく設置され、
柱の影が当該少女のもとなって浮き立つ仕掛け。
唯一、彼女等の存在の片鱗を、
敢えて天面に生成された顔の部分に感じさせるのみ。
四角柱にしてしまっている。
計二十数体(柱?)だろうか。
添えられている表示には、
(柱の)グラム数、(アニメの)タイトル、キャラクター名。
台の上に麗々しく設置され、
柱の影が当該少女のもとなって浮き立つ仕掛け。
唯一、彼女等の存在の片鱗を、
敢えて天面に生成された顔の部分に感じさせるのみ。
断片的な情報に分解されても、
それが判ってさえいれば、
不思議なことにそのものの形として色として、
脳内で再構成されてしまう。
それが判ってさえいれば、
不思議なことにそのものの形として色として、
脳内で再構成されてしまう。
ある意味恐ろしい作品だ。
『阿部乳坊』は木製彫像が三体。
「変態動物」とタイトルにはあるものの、
何れも端整な面立ち。
が、その意匠やカタチは確かに尋常ではない。
「変態動物」とタイトルにはあるものの、
何れも端整な面立ち。
が、その意匠やカタチは確かに尋常ではない。
しかし、長く伸ばされた手や尾からは、
押しなべて浮遊感・飛翔感が
伝わって来る。
押しなべて浮遊感・飛翔感が
伝わって来る。
異形さを差し置いて、
軽やかささえ覚えてしまう。
軽やかささえ覚えてしまう。