RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 睡蓮@御茶ノ水 2015年1月28日(水)

『大至』よりも【蔵前通り】を更に【水道橋】方面に50mほど。

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店内はL字型のカウンターが十席。
13:20の入店で先客は六、
その後食べ終わって出るまでの来客は八で
一時的に待ちもできる。繁盛している。

券売機は入り口左手。

入店し券売機に向かうと、(たぶん店主さんの奥さんと思われる)
若い女性がつつと寄って来て、
「今週は つけめん の週なので、らーめん はありません」と。
そう言えば、この店は週替わりでメニューが変るんだった。

券売機の上部は《つけめん》、下部は《らーめん》のボタンが配され、
確かに下の方は全て赤×マークが点灯している。

ま、自分的には勿怪の幸い。


食したのは、
味玉つけめん 中。
値段は930円。
麺量は300gの表示。
並・大は各200・400gで、±50円づつ上下する。


十分ほどで折敷の上に
麺とつけ汁が乗せられ供された。


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麺はやや細めの中ストレート。
美しく折り畳まれている。
そう言えば厨房内でも、慈しむような所作で
盛り付けていた。

きりっと角が立ち端正な面立ち。
芯の部分が太目に残り、
しっかりした噛み応え。
歯を むんと押し返して来る様。

しゃきっと水で〆られ表面は艶々で滑らか。
素晴しい喉越し、するりんと食道を駆け降りて行く。

印象的な麺だ。

店頭には『菅野製麺』の立札が麗々しく立て掛けてあったな。

量も300g。そこそこお腹が膨れた。


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つけ汁は動物+魚介。
表面を多めの葱が覆う。
粘度は低め甘み勝ち。

それでも麺への味の乗り移りは十分。

どちらにも振れないバランスの良い旨味。
酸味や辛味は感じない。

かなり大き目に切られた柚子片も投入され、
香りが時として舌に乗る。


具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔。


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チャーシューは大人の掌大、5㎜厚の豚肉が一枚。
かなり噛み応えがある。
味付けはほぼ感じない


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メンマは薄色で薄味。
さくりとした歯応え。


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玉子も薄い色付きで薄味。
黄身は蕩け濃厚な旨味。


海苔はトランプ大が一枚。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

麺が強烈な印象を残す一品。
値段もちと高めだけどね。

あと、接客が頗る丁寧。
こ~ゆ~店で食べた後は、気分も良くなる。