RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

肉そば総本山 神保町 けいすけ@神保町 2011年6月15日(水)

美容の観点から、夜のラーメンは控えているのだが、
20:30で空腹状態、しかも家まで一時間の距離。
胃の中に何か納めておかないと、カラダが持たない。

幸い此処はラーメン激戦区。
選択肢はうなる程ある。


【神保町】から【水道橋】方面に向かう。
途中『麺屋33』の前は
店先に3~4人の待ち。

うむう。不安になってきた。

店は、細い道路を挟み、その三軒ほど先。

イメージ 1


コの字型、二十席程度のカウンターは、既に満席の様に見える・・・・。

入口脇、右側にある券売機で食券を買う。
最近流行のタッチパネル式だが、判り難い。

今回食したのは「極」が冠された《肉つけそば》なのだが、
何処にも、その表示が無い。
一度、《肉つけそば》のパネルをタッチすると、
分岐し、次の画面の下段に、
件の「極」メニューが表示される。

戸惑いながら何とか購入。
食券を渡すと、店員さんが唯一空いている一席を
「こちらにどうぞ」と、指し示す。

その後、一旦、さぁ~っと客は掃けたのだが、
来店者はそこそこ有り、五割程度の入りが保持される。


肉つけそば極大盛は300gの麺量表示。
値段は1,080円。
「茹で時間が6分程かかります」との声掛けあり。


麺は中ストレート。僅かな捻れ。麦の香り。
透明感も有り、表面は艶々でいかにも美味そう。
コシと、噛み応えがグッと来る。
喉越しも良い。
つけ汁の絡みも十分。
量もまずまず、質も含めて、かなり満足度が高い。

上には、チャーシュー二枚、味玉半分、海苔二枚、薄切りの葱、
が盛られ、多分これが「極」分。

チャーシューは、蒸した豚肉の削ぎ切り。
厚みも大きさも十全。
そこそこの脂肪層はあるものの、
心地良く脂が落ちて食べ易い。

味玉の黄身は赤色掛かり、
上等の部類か。

海苔はトランプ大。

葱は辛さの尖りが無く、
つけ汁に入れると、丁度良い塩梅。


つけ汁からは具が溢れている。
味は動物系か。
魚粉も振られている。
此処にも、薄切りの葱。
粘度は高い。かなりドロドロ。
それでも量が多いので、最後まで足りなくなることは無い。
芳ばしい香りは何に由来するのものか。

中には、複数種の豚肉とメンマ。

豚肉は、ツミレ、バラ肉を煮上げたもの、
通常のチャーシューの薄切りと、
バリエーションが嬉しい。
店名の面目躍如。

メンマの形は不揃いながら、
柔かく歯触り善し。
丁寧な仕事。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
いや、美味かった。
繁盛の理由が判る。