一ヶ月前にオープンの新店は
{G系}の『バリ男』から{家系}への系列変更。
オープン初日と翌日は
昼・夕で各150杯無料のキャンペーンを打ったものだから、
並びはロータリーの方まで伸びていた。
そこまでする体力も時間も無いし、
「新店ハンター」や「家系ハンター」の人たちも
一段落した頃だろうと向かったが、甘かった。
店内は厨房を囲むL字型十三席のカウンターに
四人掛けのテーブルが二卓。
内装は多少変わっているものの、
ほぼほぼ居抜きの造作かな?
10:55の店頭着で、既に客を中に入れており、
自分が着席したのは丁度11:00。
一人後で満席になり(テーブルは各二名の相席)、
壁沿いの待ち用ベンチも埋まり、並びは外にも伸びる。
凄い人気だ。
食べ終わって出るタイミングで写真の状態。
券売機は入り口左手。
食したのは、
チャーシューメン3枚+中盛り。
値段は1,100+150で1,250円。
タッチパネル式で、
お好みもこの時に指定する。
いつも通り、麺硬めだけの調整。
そこから16分の待ちで供された一杯。
思いの外、チャーシューが小さいかも。
手間にはホウレン草とコロチャーシュー。
ホウレン草は一掴み。
解凍と思われる軟々も、青い味はちゃんとする。
コロチャーシューは一匙。
チャーシューは大人の掌大で三枚。
薄くはないロース肉で肌理は細かい。
ややの歯応えに軽い薫香。
燻製香はこれくらいが丁度良い。
海苔三枚は厚みがあり
香りも良い。
麺は中、やや細、軽くカール。
一本は短めで、表面はつるんと滑らか。
ずるっと啜れば、むっちりな噛み応え。
硬め指定でイイ感じの食感。
量は200g強か。
店内には「王道家」の文字が赤く浮かぶ麺箱。
スープ表面の油はさほど多くない。
軽くとろみを感じる濃厚さも、
鹹さと出汁の両面でガッツリ過ぎず、
やや強めのチューンは悪くない。
唇の回りをペタペタにしながら半分ほどを飲む。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
店員さんの声掛けは大きく
所作もキビキビだが、
自分が出口に向かおうとしている時に
通路を避けないのは困りもの。
元気が良いのは大事だが、
ホスピタリティーはもっと大事。