RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

王道家味の継承店 カズ家@大森 2025年5月13日(火)

一ヶ月前にオープンの新店は
{G系}の『バリ男』から{家系}への系列変更。

オープン初日と翌日は
昼・夕で各150杯無料のキャンペーンを打ったものだから、
並びはロータリーの方まで伸びていた。

そこまでする体力も時間も無いし、
「新店ハンター」や「家系ハンター」の人たちも
一段落した頃だろうと向かったが、甘かった。

店内は厨房を囲むL字型十三席のカウンターに
四人掛けのテーブルが二卓。

内装は多少変わっているものの、
ほぼほぼ居抜きの造作かな?


10:55の店頭着で、既に客を中に入れており、
自分が着席したのは丁度11:00。

一人後で満席になり(テーブルは各二名の相席)、
壁沿いの待ち用ベンチも埋まり、並びは外にも伸びる。

凄い人気だ。
食べ終わって出るタイミングで写真の状態。


券売機は入り口左手。

食したのは、
チャーシューメン3枚+中盛り。
値段は1,100+150で1,250円。

タッチパネル式で、
お好みもこの時に指定する。

いつも通り、麺硬めだけの調整。


そこから16分の待ちで供された一杯。

思いの外、チャーシューが小さいかも。


手間にはホウレン草とコロチャーシュー。

ホウレン草は一掴み。
解凍と思われる軟々も、青い味はちゃんとする。

コロチャーシューは一匙。


チャーシューは大人の掌大で三枚。
薄くはないロース肉で肌理は細かい。

ややの歯応えに軽い薫香。
燻製香はこれくらいが丁度良い。


海苔三枚は厚みがあり
香りも良い。


麺は中、やや細、軽くカール。
一本は短めで、表面はつるんと滑らか。

ずるっと啜れば、むっちりな噛み応え。
硬め指定でイイ感じの食感。

量は200g強か。

店内には「王道家」の文字が赤く浮かぶ麺箱。


スープ表面の油はさほど多くない。

軽くとろみを感じる濃厚さも、
鹹さと出汁の両面でガッツリ過ぎず、
やや強めのチューンは悪くない。

唇の回りをペタペタにしながら半分ほどを飲む。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


店員さんの声掛けは大きく
所作もキビキビだが、
自分が出口に向かおうとしている時に
通路を避けないのは困りもの。

元気が良いのは大事だが、
ホスピタリティーはもっと大事。