RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

横浜家系 島田家@恵比寿 2024年2月3日(土)

昨年の11月末にオープンの新店。

とは言え、『しま田』のメニュー且つ店名変更との認識。

『ソラノイロ』⇒『革新家』
『せたがや』⇒『がんくろ』
同様、{ネオ家系}とでも評するのだろうか。

店内は厨房を囲むL字型十四席のカウンターで
まるっきりの居抜き(当たり前、か)。

11:30の入店でイの一番。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。


券売機は入り口右手。

食したのは、
ラーメン+麺増し。
値段は850+100で950円。

食券を渡す際に
麺硬め
だけをお願いする。


そこから5分の待ちで供された一杯。

正しく{家系}の見た目。
スープの色もちゃんとしている。

作業工程を見ると
自家炊きには見えなかったが・・・・
(中くらいの寸胴をかき回し、
そこから小さい鍋に移して再加熱していた)。


チャーシューはトランプ大が一枚。

そこそこの厚みも、
やや切り置きらしい匂い。


ホウレン草は軟らかめの茹で加減。
茎の部分が多目かも。


海苔三枚は寝かせてトッピング。
厚みあり、黒々とし、香りも良い。


麺は中、軽く捻じれ。
一本はかなり短く、啜るよりも
口に送り込む感じ。

表面は滑らか、芯の芯には僅かに粉っぽさ。
噛みしめれば麦の味が滲み出す。

量は200gほど。

「菅野製麺」謹製。


表面にはくすんだ色の油。
その下には茶濁したスープ。

店内ではさほど感じないが、
スープには獣らしい野趣もたっぷり。

滑らかな口当たりも
粘度はそこそこあり。
食べ終われば口の周りがつるつるに。

醤油の鹹さは抑えめ、
豚の出汁は強め。

ライト寄りの印象を受け、
半分くらいを飲むが
後で喉は乾くはお腹にずしっ溜まるわで
相応の強さもあった模様。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


麺にもスープにも具材にも、
取り立てての新味は感ぜず。

あくまでも、らしい{家系}。