十日前に新規オープンの『ずんどう屋』に向かう。
同チェーンは九年半前に@歌舞伎町で食べているので、
急ぐことは無いのだが、営業が10:30~なのは魅力的。
が、10:50に店頭に立てば、
券売機の前には三人が並び、
中を覗けば満員の盛況。
これはいかん!
新店だからなのか、早めの営業時間のニーズがあるのかは判らぬが。
が、【銀柳街】の対面には、
やはり早くから営業している標題店が在り。
未食のメニューもあることだしな。
二階にも席はあるも、
一階は壁に向いたストレート十二席のカウンター、
二人掛けのテーブルが三卓。
この時点で先客は六。その後、
食べ終わって出るまでの来客は十。
オーダーは各席に置かれたQRコードで。
麺の硬さ等も、ここで指定できる。
支払いは渡された伝票を持ち、
食後に入り口前のレジで。
現金のみとのこと。
食したのは、
鯛だし香る塩ラーメン。
値段は990円。
5分ほどの待ちで供された一杯。
ほう。鯛の香りが、もうっと立ち上がる。
青葱は全面の1/3を占めるほどたっぷり。
雲吞は三ケ。皮はとぅるとぅる。
餡は少ないが、生姜の香りが良い。
チャーシューはトランプ大のロース肉が一枚。
厚みは無いが芳ばしい香りは良い。
麺は細、ストレートでエッヂが立っている。
表面はてらてらとし、滑らかな口当たりに喉越し。
つるりと啜れば、芯にはしこっとした歯触り。
量は150gまではなさそう。
スープは鯛塩も、
香りほどには旨味は追いつかず。
塩味も軟らかめで鯛出汁も軽め。
六割ほどを飲んでしまう。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
全体的にあっさりで、麺量も含め
お腹には溜まらず。