RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

神名備@西日暮里 2024年11月17日(日)

【JR出口3】から【道灌山通り】に出る。
不忍通り】とのT字路を右折し、
200mほど進んだ右手。

11:55の店頭着で、先待ち三人に接続。
開店までにもう一人が後ろに付く。

定刻より3分ほど早くドアが開けられるも、
オーダーが通ったのは2分後。


店内は厨房に向いたストレート八席のカウンター、
壁に向いた二席の並びが二ヵ所。

食べ終わって出るまでの来客は更に三人。


オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に入り口前のレジで。

食したのは、
醤油ラーメン。
値段は1,760円。

自分が今まで食べた単品の中では
『飯田商店』に次ぐ値付けとの記憶(あくまでデフォ前提)。

入り口にも「ラーメン一杯が1,700円以上します」との貼り紙があるし、
店内にも「値上げは心苦しい」旨の口上が貼られている。


そこから10分ほどの待ちで供された一杯。

チャーシューが威容だ。


大人の手の大きさ、1㎝厚のロース肉が一枚、
でんとそそり立っている。

ほろほろと軟らかで、すいっと歯が通る。

五香粉の薫りが好ましく、
美味しい。


しゃき感の残るモヤシが一掴み。
処理は丁寧。
このスープには合うに決まっている。

葱は、青・白・揚げの三種で
随分と凝っているなぁ。


麺は細、ストレートで表面粗。
黄色い発色は、どうやら玉子麺のよう。

割り箸でぐいっと持ち上げると、
僅かにカールの形状を保ったままで、
この細さの割には、
ごわりとしたしっかり食感。

ざくりとした歯触りあり、
なんとも面白い麺。


スープは豚骨・鶏ガラに乾物魚介と思われる。
コクよりも深みのある旨さで、
醤油の尖りはなく、鹹さも控え目。

『喜楽@渋谷/大森』や{台湾系}のラーメンに近しい印象。

気持ち良く、七割ほどを飲む。


値付けに日和ってしまったが、
これは大盛り案件だったと後悔する。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


女将さんの接客が無茶苦茶丁寧で、
お水やおしぼりの追加もせっせと運ばれる。

当方は超速で食べて、
さっと引き上げるタイプなので、
そこまでの気遣いは却って申し訳ないくらい。