RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

泪橋(2)@新橋 2023年3月17日(金)

あの『泪橋』が創業の地に帰って来た!

突然の閉店から九年。

その間の経緯については、
店内にも掲示されている。


以前とは異なり路面店ではなく、
路地に入った場所。

attached(2,center)

『和市』の隣になる。

一応、一ヶ月半前にオープンの新店としておこう。


店内は壁に向いた七席のカウンター、
奥には四人掛けと一人掛けのテーブルが複数卓。

12:50の入店で先客は七。
その後、食べ終わって出るまでの来客は一。


券売機は入り口右手。

食したのは、
マンモスラーメン。
値段は900円。

食券を渡すと
「ニンニク入れますか?」の声掛け。

これは、まんまの意味なので、
抜きでお願いする。


そこから5分ほどの待ちで供された一杯。

モヤシの上にはたっぷり、
かりかりの鰹節。


イイ感じに盛り上がっている
太目のモヤシはしゃきしゃき。

鰹節と併せ、スープも掛け回しながら
八割ほどを食べる。


そこから天地を返して現れた麺は、
やや細、ストレート。

表面は粗め、芯は太く白濁。
ぽくぽくな食感で麦の旨味が滲み出す。

口いっぱいに頬張ると
それだけで多幸感。

量は200gほど。


スープは豚骨醤油。
重そうな色味も、それほどの強さにはなっていない。

醤油の鹹さは深いし、豚の出汁も良く出ている。

これに鰹節が合う。

六割ほどを飲んでしまう。


豚は大人の手の大きさ、
5㎜厚のロース肉が一枚。

濃い目の醤油味が付き、
箸で持ち上げるとほろりと崩れる。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


食べ終わるまでに7分ほど。
懐かしい記憶が蘇える一杯。

まぜそば》《醤油》《ブラック》と、
他のメニューもラインナップされているから、
何回か通ってみるかな。