四ヶ月前に新規オープンの標題店。
なかなかタイミングが合わず行けずにおり。
《ちゃんぽん》は熱いものと決めて掛かっていたのだが、
どうやら冷たい品も供している様子。
【川崎アゼリア】で、もっとも【ラ チッタデッラ】に近いこの場所は、
飲食店がなかなか定着しない一種の鬼門。
涼しくなる迄、大丈夫か?と不安に思っていたのだが。
店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
二人掛けのテーブルが三卓、
四人掛けが二卓。
11:15の入店で先客は十二。
その後、続々の来客で、店頭に待ちができる状態。
家族連れが多く、大層な繁盛ぶりで、
先の心配は杞憂に終わりそう。
券売機は入り口左手でタッチパネル式。
が、タブレットの転用の様で画面が小さく
何とも見難い。
オマケに交通系IC決済は店員さんに手伝って貰う必要があり、
何とも不便。
激しく改善を求める。
食したのは、
冷製豆乳担々ちゃんぽん中+野菜増。
値段は930+100で1,030円。
食券を渡してから
9分ほどの待ちで供された一杯。
野菜が綺麗に盛られている。
豆乳の白に滴々と映える赤は
随分と辛そうだが・・・・。
改めてメニューを確認すると、
辛さは唐辛子マーク2/3となっており、
少々不安になって来る。
一見多そうに見えた野菜だが、
三口ほど大口で食べたら、半分ほどは無くなってしまう。
モヤシ、水菜、人参に挽肉、
蒲鉾等も入っている。
良く冷やされてしゃきしゃきも、
そのまま食べるには随分としょっぱい味付け。
麺は中、やや細、縮れ。
透明感があり表面はつるつる。
つるっと啜れば、むちぷりな噛み応え。
ただ「中」と書いてあっても、
量は120gほどの体感。
直ぐに無くなってしまう。
味付けは、危惧したほどの辛さは無く。
豆乳の軟らかな味をベースに、
胡麻の風味も軽く香る。
軽いコクの一方、痺れは皆無。
珍しく、添えられた蓮華を使い完飲する。
いや、美味過ぎた訳ではなく、
麺が少なかったので、そうしないと
腹持ちの心配が有ったから。
それくらいの、辛さということ。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
肉類がほぼほば無いことを考えると
あまりコスパの良さは感じられない。
特に、野菜増しの+100円は、
はぁ~、と
思えてしまう。