『野郎ラーメン』の跡地に一週間前にオープンの新店。
が、先達のレポによると、どうやら同じ系列らしい。
店内は厨房を囲むL字型十席のカウンター、
二人掛けのテーブルが四卓。
11:06の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は七。
コロナ対策は券売機脇の消毒液のみ。
ただ、カウンターには一席おきに案内する配慮はしている。
券売機は入り口左手。
食したのは、
白味噌らーめん+麺大盛。
値段は890+200で1,090円。
大盛が+200円とは随分と強気な設定。
食券を渡してから13分とかなり待って
変わった形の丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。
仕上げに熱せられた香味油がじゃっと回し掛けられ、
芳ばしさが立ち上がって来る。
野菜類の盛りも多くなるかと期待したら、
そんなことはないのね。
モヤシとキャベツ、玉葱、薄切りの羊肉が炒められ、
その上には糸唐辛子。
麺は中、やや細、捻じれ。
表面はつるりとし、噛めばむちっとした食感。
量は180gくらいはあるかしら。
スープは白濁した味噌で、味のベースは羊と
一口で判る。
臭みを抑える為だろうか、クミンの味わい。
大蒜や生姜もアクセント程度に入り、
加えてカレーを思わせるスパイシーさが時々舌を駆ける。
滑らかでまったりした口当たりは、軟らかく旨味たっぷり、
特徴があってなかなか美味しい。
麺を食べ終えて、八割方を飲む。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
でも値段がねぇ・・・・。
千円超でもさほどお腹が膨れないって、
ラーメンもホントにお高くなったものだなぁ。