RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

豚星(BUTABOSHI)@雑色 2020年5月30日(土)

「。」の付かない『豚星』。

駅前のアーケード商店街からバス通りに折れて
京急蒲田』方面に100mほど進んだ右手。

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店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
二人掛けのテーブルが一卓。

11:20の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。


「RDB」では{家系}⇒{G系}に転身
と書かれているけど、店頭のポスター類を見ると
現時点では二本立てのよう。

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券売機は入り口左手。

食したのは、{G系}と思われる
野菜ラーメン。
値段は750円。

食券を渡してから7分ほどで
それっぽい見た目の一杯がカウンター越しに渡される。

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でもそこはかとなく違和感が・・・・。

 

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その原因はこれでしょ。
8㎝四方の海苔三枚。

でも厚みがあって香りも良い。

 

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野菜はくた気味。
モヤシ主体にキャベツもそこそこの量。

芳ばしい胡麻油が回し掛けられ、
スープの中にも随分と沈んでいるので
そのまま上からもしゃもしゃ食べても十分にイケる。

見本写真よりは少な目も、量的には満足行くもの。

 

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チャーシューは大人の掌大のロース肉が二枚。
4㎜ほどの厚みで、ややパサ気味も
スープに沈めればしっとりさを取り戻す。

肉の旨味も抜けてない上に、味付けもしっかりで
まずまず良く出来ている。

 

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麺は中、厚みある平、軽く捻じれ。
一本短めで{家系}ライク。

表面滑らか、つるりと啜れ、芯までムラなく茹り
もっちりした噛み応えで軟らかめ。
が、時として粉っぽさを感じたり。

量は100gちょっと。
店内には『大橋製麺多摩』の麺箱が積まれている。

 

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スープの表面には透明の油がかなり厚めに。
その下にはくすんだ乳白色、醤油系のカエシの色や味は
ほぼ感じない。

まったりとした尖りの無い旨味、
塩味も舌に当たらず、すいっと飲めてしまうのが怖いところ。
意図的に半分以上を残す。

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ラーメンを初見で量が少ないと思えたので
「5個まで無料」と書かれていた唐揚げを迷わず3個発注。

「タルタルソース掛けますか?」と聞かれたけど
カロリーが気なるので断念。

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揚げたてでゴルフボール大。

かりっとして味付けや肉質は
可もなく不可もなく。

 

評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。

 

いつの間に方向転換したのか知らんが、
{家系}×{G系}のようなハイブリッドタイプ。

極めてユニークだ。