三週間目にオープンの新店。
『サカナバル』がランチタイムにラーメンを供するとの二毛作。
【西口】に出て左手へ。
【アトレ西館】を右側に見ながら
線路沿いの急な坂を【目黒】方面に上った左側。
入り口の戸は大きく開かれ、
入店時には検温と手指の消毒。
カウンター間には透明の衝立。
店内は厨房を囲むL字型八席ほどのカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓、
二人掛けのテーブル四卓、
六人ほどが向かえる大テーブルも。
11:50の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。
オーダーは各所に置かれたメニュー見ながら直接、
会計は渡された伝票を持ち、食後に店奥のレジで。
メニュー構成は
《淡麗塩ラーメン》
《特製しょうゆラーメン》と至ってシンプル、
価格も同じだし。
食したのは、
淡麗塩ラーメン。
値段は850円も
店頭に置かれていたオープン記念の500円チケットを提示し
500円で。
5分ほどで白い八角丼に入った一杯が
カウンター越しに渡される。
見た目普通のラーメンだが・・・・。
ポルケッタと書かれているチャーシューは
大人の掌大のバラ巻が二枚。
5㎜ほどの厚さでほろほろと軟らか。
そしてハーブの香りがほわっと漂う。
トロミのある茎若布。
野菜はカイワレとルッコラで
特に後者は生鮮な香りと苦み。
麺は細、ストレート。
表面はつるんとしするっと啜れる。
芯にはぽっくりしたコシがあり、
ぷつんとした噛み応え。面白い食感。
量は150gほどか。
スープは塩清湯も、極めて洋風。
解説を読むと魚介も入っているようだけど、
肉の旨味と野菜類の軽い甘みが混交した複雑なのに優しい味わい。
中途、味変用にと出されたタブナードを溶かすも、
どちらかと言えばオリーブを強めに感じ、
個人的には無くても良かったかも。
美味しく完飲。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
850円が妥当と思われる内容。
《白しょうゆ》の方も気になる。
それにしても、この界隈、
昨年の後半以降、随分な新店ラッシュだなぁ。