RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

牛骨ラーメン いとう@渋谷 2019年1月24日(木)

ラーメン屋さんにとって【センター街】のこの場所はホントに鬼門。

地階・一階・二階・五階の店舗は何れも
長く命脈を保っているのに、
三階のこの場所だけは入れ替わりが激しい激しい。

自分も二度ほど異なる店に行っているし、
ブロガーさんの書き込みを見ると更に替わっているみたいだし。

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店内は通路に向いたL字型八席のカウンター、
四人掛けのテーブルが一卓。

13:05の入店で先客は二。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。

おいおい大丈夫かい、とも思ったが、
ワンオペのせいだろう
カウンター上には食べ終えた丼が置かれたままになっていた。

これぐらいの入りなら、今後も大丈夫かな。


開け放たれら入り口のドアから
階段を煙突の様に伝い冷たい空気が入って来る。

なので足元が寒くてしょうがない。

以前の店でも同じ体験をした記憶。

でも、戸を閉ざすと、やっているかどうか分からないからねぇ。

そう言った造作の面からしても問題かも。


券売機は入り口正面。

食したのは、
牛骨しょうゆ味玉のせ+大盛or替玉(1.5玉)。
値段は750+100で850円。

食券を渡す時に大盛をお願いする。


11分ほどで漆黒の丼に入った一杯が目の前に置かれる。

同時に塩ダレの入った容器も出され
「薄いようでしたら少しづつ足して下さい」との声掛け。


それにしても、

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チャーシュー入ってないよね、これ。
久し振りに見たかも、こ~いった類の一杯。

随分と寂しい見目だ。


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玉子の茹で加減は良好。
黄身はとろんとし、濃い醤油系の出汁が染みている。

鳴門も一片添えられている。


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メンマは薄味で軟らかいが既製品のような味。

海苔はトランプ大が一枚。香りが良い

小口に切られた葱が全面に散らされている。


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麺は細、ストレート。
表面は滑らか、するっと啜れる。

ぷつんとした噛み応え。
喉越しも宜しい。

量は150gちょっとあるだろうか。

店先には『三河製麺』の麺箱が積まれている。


スープは牛骨醤油。

牛骨の味はそんなに強烈ではなく、
鶏や豚に乾物や野菜を合わせたスープが
牛に変わったんだな、程度。

それも次第に感じなくなって来る。

全体的にはさっぱりと、なかなかの美味しさ。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


商品が供される時に「昔懐かしい醤油味ラーメン」云々の説明があったけど、
チャーシューなしでその表現は如何か。

主要素材の牛骨はそんなに高価なんだろうか?