RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

月見ワンタンメン専門店 三日月@大森 2021年11月25日(木)

三日前にオープンの新店。
もっとも17日からプレオープンはしていた模様。

二週間前に通った時にはまだ工事中も、
看板は既に掛けられており、
『バリ男』の隣に出店するのか、と
訝った記憶。

確かここは『紅とん』が在った場所だよなぁ。

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店内は厨房に向いたストレート七席のカウンター、
四人掛けのテーブルが四卓
二人掛けが一卓。

11時丁度の店頭着で既に五人の待ち。
その後も続々の来客で、食べ終わって出る頃には外待ちも。

ただ、時節柄か相席はさせない方針のようで、
そのせいもあるかも。


オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接、
会計は渡された伝票を持ち、
食後に入り口脇のセルフレジで。

これが伝票に印刷されたバーコードを読み取らせるシステム。
たぶん、自分は使うのが初めてと思う。

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食したのは、
月見ワンタンメン 淡麗醤油+麺の大盛変更。
値段は850+110で960円。


オーダーから7分ほどで
受け皿に乗った淡い翡翠色の丼に入った一杯が供される。

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ほ~、チャーシューが入っていないのね。


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月見なので中央には生玉子。

その周囲には雲呑が五個。
皮も大きく二つ折り、ちゅるりんとした舌触り。

肉餡はたっぷり、生姜の味付け。
時として、しゃくりとする歯触りも。


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メンマは細い拍子木状。
こりこりした食感に、
竹の味と発酵香。

ホウレン草は茎の部分でかなり青くさい。


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麺は細、縮れ。
透明感あり、表面は滑らか。

つるぷりな啜り心地と歯応え。

量は200gほど。


スープの表面には透明な油が厚めに。

出汁のベースは豚骨か、
ややくすんだ琥珀色。

出汁の味が前面に出て、それでも
さほどは強くなく、醤油の旨味はあるものの
鹹さは抑えめで、間違いなく淡麗。

罪悪感無く飲めてしまうが、半分以上は残す。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


生玉子の入らない《煮干しブラック》にして、
+140円の《半チャーハンセット》の方が
満足度は高かったかも。

常の自分の流儀には外れるが。