RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺処 まがり鶏@川崎 2020年12月5日(土)

一ヶ月前に移転オープン。

実は【八丁畷】時代も足を向けたのだが、
丁度一時閉店のタイミングで。
SNSでの案内が無かったものだから、
無為に時間を費やしてしまった苦い記憶。

でも今日は何の告知もないからね。
大丈夫と踏んでの訪問。

第一京浜】と【新川通り】の交差点を背に【追分】方面に。
最初の角を右折し50mほど歩いた左手。

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店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓、
六~八人が向かえる大テーブルが一卓。

11:55の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。


オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接、
会計は食後に店奥で。

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食したのは、
油そば+合え玉。
値段は900+300で1,200円。


発注からほんの3分ほどで、
口が大きく開いた白い丼に入った一杯が供される。

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透明な油が随分と厚めに張られている。


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チャーシューは花札大とトランプ大の鶏肉が各一枚。
何れも低温調理でしっとり。
で、味付けが妙に美味しい。
何だろこれは?洋風っぽく感じるが。

豚は大人の掌大。
やや筋っぽさが残るも、豚らしい旨味。


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紫玉葱の生微塵切りと青葱の小口切りも投入。


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麺は細、ストレート。
茶色い粒子が散在する全粒粉。

しんなりと茹り、さくりと歯が通る。

量は100gちょっとか。
喉越しも心地好し。

三河製麺」の麺箱が積まれている。


スープは清湯醤油。
表面の油のお陰で最後まで熱々。

直接口を付けるのは躊躇われるので
蓮華を使い掬って含むと・・・・、
なんじゃこりゃ~!馬鹿ウマなんですけど。

鶏の味に醤油の軽い鹹さ、乾物の味がさっとして、
貝の濃厚な旨味が寄せては返す。

ひとまとまりになるでなく、輻輳した味が
次々にやって来て、飽きない飽きない。

美味しく完飲。


頃合いを見て《合え玉》を発注。
こちらもあっと言う間に供される。

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麺は汁モノと同じかな、
量も含めて。

トッピングは煮干しを割いたものと岩塩、油が足されたくらいで
至ってシンプル。

やや尖りのある鹹さに、やはり洋を感じさせる旨味。

中途、《つけ麺》風も試したけど、
そのままが一番、次いでスープを注いでが二番の順の美味しさ。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


《合え玉》で若干のコスパの悪さを感じるものの
全体として満足の行くもの。

気温が上がって来たら《つけ麺》だな。