《細麺》が復活した当初は
随分な混雑だったと聞いたけど、
これだけ頻繁に出される様になれば
そんなでもないだろうと。
今週は日曜と月曜の二日間。
11:05の入店で先客は三。その後、
食べ終わって出るまでの来客は四。
券売機は入り口右手。
食したのは、
守 細麺 塩。
値段は930円。
食券を渡すと大蒜有無の確認があるので
ナシで。
8分ほど待って「お待ちどうさまでした」と供された一杯。
目の前に置かれた途端に、生姜の香りが立ち上がる。
そうそう、これこれこの感じ。
RDBでは{二郎インスパイア系}とされているけれど、
自分にとってはこの匂いこそが『凛』のそれ。
チャーシューは大人の掌大。
肌理の細かい肉質が詰まった豚ロースが一枚。
すいと歯が通り、燻した香りもする。
メンマは薄色で薄味。
しゃくしゃくとした歯応え。
葱もたっぷり投入されている。
麺は細、ストレート。
芯までムラなく茹り軟らかめ、しなっとしている。
一気に啜り込む時の口当たりは上々。
ぷつんと噛み切れ、喉越しも宜しい。
量は150g強あるかな。
スープのベースは豚と思われ。
塩味が強く生姜の辛さと鹹さも強く、
それでいて舌は痺れることなく、
じわりじわりと旨味が増幅する。
以前だったら迷わず完飲も
さすがに憚られる歳になったよね。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
あとは《細麺 醤油》で当座のメニューはコンプリートだな。
券売機右下の《つけ麺》は供される日が来るんだろうか。