RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

まぜそば専門店 シン・アジト@御茶ノ水 2019年11月28日(木)

今年の4月に『ajito ism』が【新宿】に出した二号店は
行こうと思っている間に仕舞ってしまい、こちらに移転、再オープン。

半年弱での変わり身は、件の物件の前を通る度に
こんな奥まった場所じゃあ判り辛いなと思っていたことも事実。

何時覗いても閑散としてて、本店@大井町の賑わいが嘘の様だったし。


で、標題店。【聖橋口】に出て右手へ十歩ほどでもう着いてしまう。

ただ『魂心家』の地階なので、やはり判り難いよね。

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急な階段を下りた先には券売機、

店内は厨房を向いたストレート八席のカウンター。

11:25の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は七。

 

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食したのは、
油そば(塩バター)中。
値段は890円。

並・中は同料金で各250・300gの各表示。

常なら迷わず 大 を選択も、体重増が気になる今日この頃。
あまり効力はないかもだけど50gを我慢し 中 でお願いする。


食券を渡してから8分ほどで
白木の四角い盆に麺の入った丼、スープの入った碗、
粉チーズの入った小鉢がセットされ供される。

 

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かなり美しい盛り付け。

 

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横から見てもこんな具合。

品の好い{G系}とでも表現しようか。

野菜も多種がたっぷり。

 

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豚は子供の掌大、2㎝厚のバラ巻が一枚。
軟らかく口当たりも上々も、少々脂がしつこい。

もっともこれは混ぜ込まずにそのまま食べたからかもで
それを意識した処理なのかもしれない。


カウンターに貼られた指南書には、
先ずは兎に角撹拌しなさいと書かれているので
その言に従い、実行した結果。

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麺は中、厚みある平、強く捻じれ。
芯まで万遍なく茹り軟らかめ。もちもちとした噛み応え。

食べ終わった時にはまだまだ余裕も、後でお腹がずしっと重くなる。

生パスタ用の小麦を使用との蘊蓄だけど、その影響かしら。


味付けはバターと塩で超シンプル。
でも食べ飽きることはない。

時として胡椒のピリさが良いアクセント。

中途、添えられていた粉チーズをふり入れて

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濃厚さを加味する。

 

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ランチタイムは「〆の豚ライスボールが無料」とあるので
麺をたいらげたあとで店員さんにお願いする。

一旦、器を渡して戻された後には、

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ディッシャーで纏められたご飯が一玉。

最初はそのまま、次に残ったタレを混ぜて、最後は
粉チーズを振り掛け、綺麗に掬いきる。

 

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スープはややクセのある醤油味。

そのままぐびぐびと完飲。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


万人向けにチューンされた一杯。

本店でひと昔前に食べた《つけ麺》、移転後の《ピザソバ》ほどの
振り切り感はないなぁ。