RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 縁道@門前仲町 2014年9月19日(金)

【3番】出口を出て【葛西橋通り】へ。
永代通り】から【門前仲町一丁目】の交差点を
右折する道が判り易い。

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店内はL字型八席のカウンター。
13:40と遅い時間なのに先客は四。
その後、三人の来店で満席となり、更には四人が接続、
並びができる。たいした繁盛だ。

券売機は入り口右手奥に在り、ちょっと判り辛い。
で、判り辛いと言えば、給水機とコップも
入り口左手。やや死角になっており、多くの人が見逃がしている。


食したのは、
得製つけ麺。
値段は980円。
麺量は250gの表示。

通常の《つけ麺》は780円。
麺は+50円で+50gずつ増加する、
判り易い値付け。

食券を渡すと、ランチサービスの半ライス無料を勧められるが
何時も通り遠慮する。

ロット毎に茹でているのか、それとも麺の太さ故か
十分少々待ち、
盆の上に麺とつけ汁がセットされ供される。


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麺は中太ストレート。
綺麗に折り畳まれ丼に納まっている。

外見からも判るのだが、もう、むちむちで
もちもち。
饂飩の様な噛み応えで、しっかりコシはあり、
口の中が楽しくなる。

表面は艶々で、この太さにもかかわらず
啜り具合は良好。

そして麦の香りも
ぷ~~~んとし、素晴らしい出来栄えだ。

で、食べ進むに連れ、もっと食べた~い、
もっと食べた~い、と思うようになり、
50円けちったことを、少々後悔する。


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つけ汁は豚骨魚介
粘度も有り、味も濃厚。
麺への絡みも上々。

両者のバランスもとれ、
申し分のない味わい。

ややの香辛料っぽい強い味を感じるが
全然問題なし。

甘すぎず鹹過ぎず、材料の旨味だけが際立っている。

表面には水菜がちょこんと乗っている。


具材は、チャーシュー、つくね、メンマ、玉子、海苔。

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チャーシューは大人の手の大きさ、
ややの厚みのある豚肉が三枚と剛毅。

脂少なめで、食感が残る茹で加減。
一気に頬張れば、口の中が肉で一杯に満たされ
かなり幸せな気分になる。


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つくねは大振りなものが二個入り、
軟骨も叩かれ混ぜられている。

これがふわふわで、口の中ではらりと解れて行く。


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メンマは濃い色と味。
軟らかい舌触り。


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玉子は薄い色付きと味。
黄身の芯のみ蕩ける茹で加減だが
ややもっさりした口ごたえ。


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海苔は10cm四方で厚みのあるものが三枚。
屏風のように差し込まれている。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

一言、美味かった。

スープ割りもできる様だが、お願いしないまま
つけ汁を最後まで味わい切った。
麺も具も上々だし。


何人かの客が「あつもり」をオーダーしていたが、
店主は「できますが、初めて(のお客さま)なら
そのままをお試し下さい」と一言添えてはいた。

これで思いとどまる客、多し。