RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

カラシビつけ麺 鬼金棒@神田 2016年11月8日(火)

その店名から、自分には縁の無い店と勝手に決めつけていたけれど、
よくよく調べると辛さと痺れの調整が可能で
あまつさえ「抜き」もできるらしい。

それにしても、汁アリと汁ナシで
店を分けているのは凄い。

自分が居る時にも、迷った外人さんが入って来て
店員さんが流暢な英語で「ラーメンは一軒先」と案内してたし。


店の場所は【北口】に出て左手に。
50mほど歩いた角。

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店内は厨房に向いたΩ型九席のカウンター。

13:25の入店で先客は四。
その後食べ終わって出るまでの来客は十で
一時的に壁際に並びもできる。


券売機は入り口右手。

食したのは、
味玉カラシビつけ麺。
値段は980円。


食券を渡すと
麺量と辛さと痺れの調整を確認される。

麺量は並・中・大が夫々茹で後で
265・400・530の各グラム。
なので当然大盛りを。

辛さと痺れは
抜き・少なめ・普通・増し・鬼増し(有料)の五段階。
カラ抜き、シビ普通で。
山椒はそこそこ耐性があると、自分でも認識している。


食券を渡してから八分ほどで
最初につけ汁が、一拍遅れて麺が供される。


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麺は中、厚みのある平、ストレート。
見た目から軟らかそう。

表面は艶々でちゅるんと
饂飩の様な口当たりに喉越し。

噛むとやわもち。

つけ汁も良く拾うし、比較的好きな部類。

量は300gほど。


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つけ汁は豚骨主体の動物系に味噌。
魚介系も少々と、香草類も入っているかも。

表面には焦し油だろうか。

粘度も高く口当たりは濃厚。
しかし意外と旨味には欠ける。

思うに、辛さと痺れを味わうには
あまり味を厚めに作ってしまうと
ウリの部分が翳んでしまうための調整ではないか。

辛味は抜いたもののヤングコーンとつけ汁の上には
赤みがさしている。

痺れは金属的なそれを僅かに感じる程度で
増しにしても良かったか。
でもそれじゃあ、味のバランスが崩れちゃう気もする。

中にはモヤシがたっぷりと入る。
これがくったりと漬かって良い味を出している。
やはり味噌には合うよね。


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それ以外の具材はチャーシューのみ。

でもこれが面積はトランプ大と
さほどではないものの厚さが二cmほどあり
オマケにとろふるで味も染みている。

美味しい美味しい。
肉増しをしている人がそこそこ居るのも理解できる。


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トッピングの玉子の表面には薄い色が付き
黄身の芯が僅かに蕩ける。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


辛さや痺れだけでなく、
つけ汁ももっと旨味の強いタイプを想定してたんだが
ちょっと肩透し。

まぜそば》の方はどうなんだろ?