RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らーめん 勇(22)@川崎 2022年7月2日(土)

{G系}の二号店を、一ヶ月ほど前にオープンしたのは慶賀なこと。

しかし、その場所が「@王子」じゃあ、自分の行動範囲からは大きく外れている。

もしかしたら当該店で出している品を「限定」で供してくれてないかしら?と
甘い期待で訪問するも、当然そんなコトは無く(笑)。

店頭に置かれているA看板の、価格表示の部分には
白いテープが貼られており、時節柄だぁ、と
ちょっと悲しくなる。

13:45の入店で先客は十。自分の入店で丁度満員に。
その後、食べ終わって出るまでの来客は七で
変わらぬ繁盛ぶりは素晴らしい。


入り口右手の券売機で購入したのは、
醤油つけ麺味玉
の食券。
値段は930円。

食券を渡す時に「麺大盛り」を申請する。

このサービスが継続されているのは、
ホント有り難い。


ただ、汁モノ優先もあり、待ち時間は長め。
20分後に麺とつけ汁が同時に供される。
時間に余裕のある日で良かった。

変わらぬ外観に、ある意味安心する。


麺は中、やや太、軽くウェーブ。
表面はつるつるで、
噛めばむちもちな歯触り。

麦の味もしっかりで美味しい。

量は300gほど。


添えられた味玉はやや硬めの茹で加減も、
取り立ての瑕疵はなし。

むふもふの口当たり。


つけ汁の表面にはたっぷりの葱が浮遊。
その下には濁った琥珀色で
さらさらの舌触り。

動物系と魚介系のバランスは良く、
偏って主張することはなく。

鹹味にも尖りは無く、
麺に絡めば良好な塩梅。

胡椒による辛さが強めに効いている。

葱を掬いながら、直接
三口ほどを飲み込む。


つけ汁の中には
チャーシューとメンマ。


チャーシューは単一電池ほどもある乱角が三個。
表面は芳ばしく、歯を立てればすっと解れる。


メンマは色白で軽く胡麻油が香る。
軟らか食感に量が多いのも嬉しい。
次から次へと発掘される。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


何時来ても安定の出来。

そして、この内容と量なら、問題の無い値付け。