駅からは少々歩く。
【ヨーカドー】の裏手にあたる。
【ヨーカドー】の裏手にあたる。
当日は予約をして19時に訪問も
我々以外に来客は一組のみと、
ちょっと寂しい感じ。
我々以外に来客は一組のみと、
ちょっと寂しい感じ。
メニューには載っていなかったが
生ビールもあるとのことなので、
先ずはそれで喉を潤し、
メニューを確認し、順次頂いて行こうか。
生ビールもあるとのことなので、
先ずはそれで喉を潤し、
メニューを確認し、順次頂いて行こうか。

《パン》は二種が供される。
特にフォカッチャは、オリーブオイルの良い香りがする。
特にフォカッチャは、オリーブオイルの良い香りがする。



《北海道・岩見沢直送のお野菜を使った、前菜3種盛り合わせ》
《コーンのムース仕立て》が素晴らしい。
自然な甘さがたっぷりと詰まっている。
舌触りも滑らか。
自然な甘さがたっぷりと詰まっている。
舌触りも滑らか。
《豚肉》のリエットは優しい味。
《フリッタータ》になるんだろうか。
イタリアンオムレツはチーズたっぷりで旨味もたっぷり。
野菜もごろごろ入って、トクした気分。
イタリアンオムレツはチーズたっぷりで旨味もたっぷり。
野菜もごろごろ入って、トクした気分。

《自家製スモークサーモンと幸水梨のサラダ仕立て》
これまた素晴らしい一皿。
サーモンは脂がのり、薫香は控え目。
梨は果汁たっぷりで甘々。
サーモンは脂がのり、薫香は控え目。
梨は果汁たっぷりで甘々。
生ハムでは良くあるパターンだけど、
サーモンで応用が利くとは思わなかった。
サーモンで応用が利くとは思わなかった。
瑞々しい果物の甘みと、魚の脂の旨味が
ぴったりと合っている。
ぴったりと合っている。
添えられているチーズと、
アンチョビー+粒辛子+オリーブオイルのソースも
それを十全に引き立てる。
アンチョビー+粒辛子+オリーブオイルのソースも
それを十全に引き立てる。



予め、取り分けられて供された。
シラスたっぷり唐墨たっぷり。
素材由来の自然な鹹さがホントに良い塩梅。
麺の茹で加減も良好。
素材由来の自然な鹹さがホントに良い塩梅。
麺の茹で加減も良好。
大きな鷹の爪が添えられてはいるけれど、
さんなに辛味が立っているわけではない。
さんなに辛味が立っているわけではない。

《仔羊肩ロース肉の香草パン粉焼き バルサミコソース》
骨を外して供される。
焼き加減は上々。ただ肉自体は驚嘆するほどの
美味しさではなく、此処までが
なまじ素晴らしいかっただけに
ややの物足りなさを感じてしまった。
勿論、他店と比べても、遜色のない出来ではあるんだけど。
美味しさではなく、此処までが
なまじ素晴らしいかっただけに
ややの物足りなさを感じてしまった。
勿論、他店と比べても、遜色のない出来ではあるんだけど。
そして、付け合せの野菜が美味しい。
特に人参は焼き加減もそうだが、元々の仄かな甘みを
十分に味わえる。
特に人参は焼き加減もそうだが、元々の仄かな甘みを
十分に味わえる。
お腹もそろそろくちくなって来たから、
デザート行ってみようか。
デザート行ってみようか。

《ガトーショコラと巨峰のソルベの盛り合わせ》

《ズコット》
酸味のあるソルベで口の中がさっぱりとし、
その後に食べた《ズコット》が驚愕の旨さ。
その後に食べた《ズコット》が驚愕の旨さ。
果実の軽やかだけど濃縮された甘みと、
クリームの濃厚さが綺麗に寄り添い、
しっとりしたカステラも相俟って
口の中でさらさらと解けて行く。
クリームの濃厚さが綺麗に寄り添い、
しっとりしたカステラも相俟って
口の中でさらさらと解けて行く。
いや~、これはイイわ。
ワインは《Rotani Trento Brut》をボトルで呑み、
値付けは市価の倍ちょっとか。
値付けは市価の倍ちょっとか。
お代の方は1.3万円と納得の価格。
評価はトラットリア(≒ビストロ)基準の☆五点満点で☆☆☆☆。
てくてくと歩いて行く価値は十分にある一軒。