RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

シャンパン・バー@ANAインターコンチネンタルホテル東京:ランチ

前回訪問時には、そのコスパの良さにいたく感銘を受けたけれど
その後仕様変更もあった様子。

メニューが週変わりになるとか、
料金も変更になるとか、
何よりも大きいのは
「ケーキ食べ放題」が別立てになったことだろうか。

なので、それらを合算した料金は以下の通り。

シャンパン・バーランチ お1人様 ¥1,500
(ケーキブッフェ+¥500、コーヒーまたは紅茶+¥400)
※表記価格に別途消費税8%とサービス料12%を加算させていただきます。

受ける印象の劣化は否めない。


8月22日~31日の週替りメニューは
《ハーブパンとフレンチバケット
《マリネハーブサーモンとサラダ》
《魚のスープ トマト風味》
《グリルサーロインステーキとポテトグラタン 季節の野菜、赤ワインのソース》
または 
《帆立貝とアスパラガスのソテー レモンとケッパーのバターソース》
こんな感じ。

メインは勿論肉を選択。


少々待って、これらが一つのプレートに載せられ供される。


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肉料理にはパプリカ類が添えられ美しい。
茸類のソテーも敷かれている。

四角い形状はポテトグラタン。
焼き加減といい、仄かに大蒜が香る味付けといい上々。

一方の肉、焼き加減はウエルダン。
ソースも悪くないはないのに、肝心の肉が
筋は切れてないしかなり硬いしで、
ちょっと食べるのに難渋する。

まぁ、その分、赤身らしい美味さは
しっかりあるので、ここいらへんは評価が難しいところ。


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サラダは、この二つでワンセット。

本体の野菜は乾いてないし、ドレッシングの酸味もきつ過ぎず良好。

サーモンの方は乾燥させたパンの様なものに巻かれていて、
これがかなりの硬さ。
入れ歯のご老人じゃあ噛み切れんよ。


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スープは美味しい。

魚とは書かれているけれど
甲殻類の旨さがたっぷり。

そのまま飲むだけでは勿体ないので、
パンをちぎって投入、存分に浸してから頂けば
更に旨味が凝縮して笑顔になってしまう。


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二個付いたパンは特にハーブのそれ。
ローズマリーだろうか。
半分に割れば特有の香りがほわんと立ち上がる。


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遅い時間に行ったためか、
取り放題のデザートは、幾つかお皿が空いて寂しい状態に。

ケーキだけだと五種程度が供されている模様も
その場に在った三種を取り敢えず盛り合わせてみる。

何れも見た目よりは軽く、何よりも大きさが
さほどないので、これくらいなら
殆どお腹に溜らない。
夕食の時間にはしっかりお腹が空いてた。

ただ、その背景として、良い素材を正しく調理していることもあるのだろう。
特にクリーム類は舌に纏わり付かず、さっと流れて行く。


素材の良さと言えば、先のスープも同様。
「ピエール・ガニェール」の余りを使っているのかな。
変な臭みもなく、旨さだけがしっかり詰まっている。


ただ、やはり前回訪問時に比べると
全体的にコスパが悪くなった感じが。

評価は、
ランチ基準の☆五点満点で☆☆☆★。